足立朝日

災害協定 足立区と総合生活支援センター

掲載:2008年5月5日号
◆◇災害協定 足立区と総合生活支援センター
 足立区は、NPO法人総合生活環境支援センター(大久保賢一理事長)と3月25日、大規模災害時における生活環境の支援に関する協定を結んだ。
 埼玉を拠点とする同センターは、水の供給、仮設トイレ製作、し尿やゴミ回収運搬などの会社とネットワークを結び、避難所の衛生的な生活環境を守る活動や、災害救助活動を行っている。これまでに埼玉などの5自治体と災害協定を結んでいる。
  足立区との協定内容は、避難所の仮設トイレの設置、生活水搬送車の手配、し尿くみ取り車・ゴミ回収車の手配、災害廃棄物の収集・運搬の手配など。
 岡山晃一・理事兼事務局長と協定書を交わした近藤やよい区長は、「足立区は地盤が脆弱。他地域との協定は心強い」と挨拶。岡山事務局長は「近隣から駆けつける応援体制でいる。いかに避難所の衛生環境を保てるか、最終的には全国ネットにしたい」と述べた。


協定書を交わした近藤区長(左)と岡山事務局長