同学年・同期三人 節目の熱血落語会
かめありリリオホール名物の落語会「かめあり亭」が大評判だ。今回第78弾は、ファン待望の「俺たち35周年 喬太郎・扇辰・彦いち三人会」。大人気の三人の紹介は、どんなに書いても書き足りないが、超縮小版でお届け。
■柳家喬太郎 大学時代に落語研究会に所属。4年次に関東大学対抗落語選手権で優勝。本名で民放エンターテインメント番組に出演して顔を知られたが、卒業後は「普通の生活」を求めて大手書店に勤務。しかし、落語への想いを断ち切ることができず、1989年、25歳で柳家さん喬の一番弟子として門を叩いた。
2000年に12人抜きで真打昇進! 円熟味を帯びた語り口の中に、現代的な要素をたっぷり取り入れた古典、常人では思いつかない発想豊かな新作、どちらにも100%の情熱を注ぐ。
■入船亭扇辰 1989年、九代目入船亭扇橋に入門。2002年、真打昇進。張りのある若々しい声で、いくつもの声を器用に演じ分け、観客を物語の世界へと引き込んでいく話芸が素晴らしい。取り立てて現代風のギャグを入れることなく、言葉の一つひとつを慈しむように発するのは、自身が大学の文学部で学んだ名残りと、妻で詩人・作詞家の覚和歌子の影響か!? 毎年、喬太郎との二人会を開き、彦いちを加えてこの三人会となる。
2023年、米国・イェール大学で落語を披露し、日本文化を発信した。
■林家彦いち 大学時代は、柔道・極真空手の使い手として鳴らした。
1989年、初代林家木久蔵(現・林家木久扇)に入門。2002年、扇辰らと共に真打昇進。新作落語を得意とし、冒険噺は必聴だ。厳つい顔と、キュートな笑顔のミスマッチが最高! それをあえて入れたマクラは抱腹絶倒で、これだけで新作落語が成り立ってしまうような面白さ。自作の「熱血怪談部」をあかね書房より絵本化。全国紙連載コラムが、高校入試問題に出題されるという執筆能力の高さを誇る。
これら同学年・同期の三人の優れた話芸が、酷暑で疲れ切った心身をリフレッシュしてくれる。
【日時】10月25日(金)午後6時30分【料金】3800円(会員料金あり)▼未就学児入場不可【チケット】TEL5680・3333
写真/撮影:武藤奈緒美/協力:東京かわら版
かめありリリオホール名物の落語会「かめあり亭」が大評判だ。今回第78弾は、ファン待望の「俺たち35周年 喬太郎・扇辰・彦いち三人会」。大人気の三人の紹介は、どんなに書いても書き足りないが、超縮小版でお届け。
■柳家喬太郎 大学時代に落語研究会に所属。4年次に関東大学対抗落語選手権で優勝。本名で民放エンターテインメント番組に出演して顔を知られたが、卒業後は「普通の生活」を求めて大手書店に勤務。しかし、落語への想いを断ち切ることができず、1989年、25歳で柳家さん喬の一番弟子として門を叩いた。
2000年に12人抜きで真打昇進! 円熟味を帯びた語り口の中に、現代的な要素をたっぷり取り入れた古典、常人では思いつかない発想豊かな新作、どちらにも100%の情熱を注ぐ。
■入船亭扇辰 1989年、九代目入船亭扇橋に入門。2002年、真打昇進。張りのある若々しい声で、いくつもの声を器用に演じ分け、観客を物語の世界へと引き込んでいく話芸が素晴らしい。取り立てて現代風のギャグを入れることなく、言葉の一つひとつを慈しむように発するのは、自身が大学の文学部で学んだ名残りと、妻で詩人・作詞家の覚和歌子の影響か!? 毎年、喬太郎との二人会を開き、彦いちを加えてこの三人会となる。
2023年、米国・イェール大学で落語を披露し、日本文化を発信した。
■林家彦いち 大学時代は、柔道・極真空手の使い手として鳴らした。
1989年、初代林家木久蔵(現・林家木久扇)に入門。2002年、扇辰らと共に真打昇進。新作落語を得意とし、冒険噺は必聴だ。厳つい顔と、キュートな笑顔のミスマッチが最高! それをあえて入れたマクラは抱腹絶倒で、これだけで新作落語が成り立ってしまうような面白さ。自作の「熱血怪談部」をあかね書房より絵本化。全国紙連載コラムが、高校入試問題に出題されるという執筆能力の高さを誇る。
これら同学年・同期の三人の優れた話芸が、酷暑で疲れ切った心身をリフレッシュしてくれる。
【日時】10月25日(金)午後6時30分【料金】3800円(会員料金あり)▼未就学児入場不可【チケット】TEL5680・3333
写真/撮影:武藤奈緒美/協力:東京かわら版