足立朝日

第63代足立区議会議長 加藤 和明さん(61歳)

掲載:2007年7月5日号
第63代足立区議会議長
加藤 和明さん(61歳)
神明二丁目在住

 足立区議会平成19年度第1回臨時会(5月25日)に於いて議長・副議長選挙が行われ、全議員一致で、議長に加藤和明議員、副議長にふちわき啓子議員を選任した。
 子どもの歓声が響く場所や、スポーツ関連の場所には、必ずといってよいほど加藤議長の大きな声と元気な姿がある。それもそのはず、加藤議長本人がスポーツ人間。学生時代から少年野球の指導に明け暮れ、29歳の時に、教育委員会委嘱により体育指導委員に。23年間、スポーツ振興や区民の健康維持・アップのために尽力した。現在、多くの区民が楽しんでいる「ビーチボールバレー」は、当時、加藤議長らが採り入れたスポーツで、現在はその顧問。社会人地域軟式野球連盟・花畑支部でも会長を務める。

住みたい足立へイメージアップ
 39歳からは保護司として、不幸な人生を歩まざるをえなかった人々を見守る。さらに、神明仲町会の会長、佐野区民事務所管内神明地域町会・自治会連合会会長としても奔走。5月に行われた「町会・自治会連合会50周年記念を祝う会」では、町会長として10年表彰を受けた。
  加藤議長は、平成11年に初当選。今年で9年目を迎える。住宅政策調査特別委員会委員長、監査委員、足立区自民党副幹事長などを経て、第63代議長に就任。「初一念を忘れずに、いつも新鮮な気持ちで元気よく」がモットー。「区議会は足立区政のチェック機関だが、区民のためになることは協力し合って実現するべき」との思いから、財政建て直しを図った鈴木恒年前区長の手腕を大きく評価する。生活基盤が飛躍的に整い始めた足立区をさらに発展させるため、今臨時会では「交通網・都市基盤整備調査」「少子化対策調査」「自立支援調査」「観光振興調査」の4つの特別委員会を設置。
 また、学校を始めとする公共施設が老朽化しているため、建て替えも急務。今まで以上に、投資的経費の確保を前提とした財政運営が必要な状況。近藤やよい新区政に期待を込め、共に足立区のイメージアップを図り、「住みたい足立区」への転換を強く願って、新たなる第一歩を踏み出した。