足立朝日

愛と平和を歌う ピースフラワー合唱団

掲載:2008年5月5日号
◆◇愛と平和を歌う ピースフラワー合唱団
日本のうたごえ60周年記念

 「うたごえは平和の力」を合言葉に、声楽家の関鑑子が「日本のうたごえ」を創設し、今年で60年を迎えた。
  4月27日、ギャラクシティーでピースフラワー合唱団が「第5回愛と平和を歌うコンサート」(足立ピースフラワー合唱団主催・足立区教育委員会後援)が開かれ、満席となった。
  第1部は『平和への想いあらたに』。原爆が落とされた広島には、二度と植物が生えないと言われていたが、一番初めに咲いたのが夾竹桃だったことからできた歌、「夾竹桃のうた」。
 『自然と生命・平和を歌う』では「花が好き」、「海がある」など、美しいハーモニーが会場を包んだ。ゲストコーナーでは足立区在住のシンガーソングライター・橋本のぶよさんが出演。また、コールかるがも、荒川うた合唱団、みすゞ合唱団などほかの合唱団も参加し、大盛況となった。
  同合唱団事務局長の榎本哲夫さんは、「歌を通じて、愛と平和の輪をいっそう強く繋げていきたい」と話す。後日、訪れた人から「勇気をもらった」と声を掛けられたと同合唱団団長の横川昭さんは感慨深げだ。


平和の気持ちを歌声にのせて