足立朝日

和太鼓  江北高と中国の高校生が交流

掲載:2008年5月20日号
◆◇和太鼓にエキサイティング!
江北高と中国の高校生が交流



和太鼓初体験! 鞍山市第三中の紀思彗さん

今回で13回目を迎えた「日中21世紀交流事業」(外務省主催)の一環「東京都の高校生との国際交流」(日中友好協会主催)で5月15日、中国の高校生22人が江北高校(西綾瀬四丁目)に訪れた。
 中国の高校生らは、数学、世界史、総合英語の授業を見学。初めて見る、日本の授業を興味深く見入った。放課後は部活動にも参加。茶道部で部員がたてたお茶とお菓子の歓待をうけ、ご馳走になったお礼にと、手作りのお土産を手渡した。
 和太鼓部では、同部の生徒に太鼓の叩き方や、リズムを教わりながら太鼓を叩くほほえましい姿も。太鼓を教わった鞍山市第三中学の紀思彗さんは、「とてもエキサイティング! チャレンジしてみてとても楽しかった」と嬉しそうに話す。
, 交流会では江北高校の生徒会長・三瓶知裕くんが「日本独自の部活もあったので、日中の交流としては良かったのではないか。楽しんでもらえましたか」と挨拶。中国の高校生は「遠い国、日本を見ました。もし中国に来たら歓迎します。ありがとうございました」とお礼を述べた。
  江北高校からはうちわのお土産を、中国の学生たちからも手作りのお守りなど記念品の交換をし、心のこもった交流会となった。


ドキドキの茶道体験