◆◇裏路地への眼差し感じられる作品
「奥の細道―松尾芭蕉―あなたが創る千住の俳句」
今年で3回目となる「奥の細道―松尾芭蕉―あなたが創る千住(1010)の俳句」の入選作品が発表された。北千住西口美観商店街振興組合(佐藤達夫理事長)主催。
応募数は800句。一般のほか、潤徳女子高校、足立学園、西新井看護学校の生徒たちが投句した。区俳句連盟、教育委員会文化課長、佐藤理事長、浜野正剛事業部長ら8人が選出に当たった。
表彰式は5月30日、日興コーディアル証券北千住支店会議室で行われた。鈴木進審査委員長は「心がにじみ出ていて、学生は学生らしく、高齢者は高齢者らしく。裏路地への眼差しが感じられる作品ばかり。千住は足立区の門。これからも毎年の挨拶のように続けて欲しい」と審査の感想を述べた。
特選は台東区在住の渡辺繁義(75)さん。40年間、千住で営んでいたレストランの仕入れで、やっちゃばに毎朝仕入れに行っていたという。「千住での受賞は自信に繋がる」と喜びを語った。
入選者最高齢の丸山里子(90)さんは「前回は落選したので、うれしい。夜中にもよく俳句を考えている」、学生で唯一表彰式に出席した中村佑くん(足立学園3年)は「自信作なのでうれしい。俳句は季語や五七五が難しい」と笑顔で話した。
入選作品は6月中旬~8月末頃まで、商店街のフラッグで紹介、前東杏依さん(潤徳2年)がデザインする。
【入選作品・優秀賞まで】
●特選=渡辺繁義(台東区)『梅は実に 千住絵馬屋の たたずまひ』
●優秀=河内進(我孫子市)『母の日や 母と千住の 蔵めぐり』、松田武夫(日ノ出町)『芝居跳ね 1010シアター おぼろなり』、山野晴美(千住龍田町)『蚊遣りして 昭和の暮るる 千住かな』

入賞者の皆さん。前列左から2番目が特選の渡辺さん
「奥の細道―松尾芭蕉―あなたが創る千住の俳句」
今年で3回目となる「奥の細道―松尾芭蕉―あなたが創る千住(1010)の俳句」の入選作品が発表された。北千住西口美観商店街振興組合(佐藤達夫理事長)主催。
応募数は800句。一般のほか、潤徳女子高校、足立学園、西新井看護学校の生徒たちが投句した。区俳句連盟、教育委員会文化課長、佐藤理事長、浜野正剛事業部長ら8人が選出に当たった。
表彰式は5月30日、日興コーディアル証券北千住支店会議室で行われた。鈴木進審査委員長は「心がにじみ出ていて、学生は学生らしく、高齢者は高齢者らしく。裏路地への眼差しが感じられる作品ばかり。千住は足立区の門。これからも毎年の挨拶のように続けて欲しい」と審査の感想を述べた。
特選は台東区在住の渡辺繁義(75)さん。40年間、千住で営んでいたレストランの仕入れで、やっちゃばに毎朝仕入れに行っていたという。「千住での受賞は自信に繋がる」と喜びを語った。
入選者最高齢の丸山里子(90)さんは「前回は落選したので、うれしい。夜中にもよく俳句を考えている」、学生で唯一表彰式に出席した中村佑くん(足立学園3年)は「自信作なのでうれしい。俳句は季語や五七五が難しい」と笑顔で話した。
入選作品は6月中旬~8月末頃まで、商店街のフラッグで紹介、前東杏依さん(潤徳2年)がデザインする。
【入選作品・優秀賞まで】
●特選=渡辺繁義(台東区)『梅は実に 千住絵馬屋の たたずまひ』
●優秀=河内進(我孫子市)『母の日や 母と千住の 蔵めぐり』、松田武夫(日ノ出町)『芝居跳ね 1010シアター おぼろなり』、山野晴美(千住龍田町)『蚊遣りして 昭和の暮るる 千住かな』

入賞者の皆さん。前列左から2番目が特選の渡辺さん