足立朝日

足立学園OB 高松潤 主演舞台 「銘々のテーブル」 5月に両国シアターX

掲載:2025年5月5日号
 足立学園出身の俳優・高松潤(劇団青年座)が、制作集団真夏座の5月の舞台に出演する。
 作品はイギリスの人気作家、テレンス・ラティガンの「銘々のテーブル」(小田島雄志訳/上演台本・演出=矢内文章)。1954年に初演、1958年には映画化もされた(邦題「旅路」)内容で、現代にも通じる普遍性がある物語だ。
 舞台はイギリスの海辺のホテルの食堂。本来の自分を素直に表現できない不器用で孤独を抱える男女を軸に、冬の「窓ぎわのテーブル」、夏の「七番テーブル」で起こる2つの物語を描いた2幕もの。高松は「窓ぎわのテーブル」の主役、呑んだくれジャーナリスト、ジョン・マルカム役を演じる。ユニークな馴染み客のなかでも、周囲から浮いた存在だが、ある女性客が現れたことで激しく動揺。2人の間には一体何があったのか――。
 「『孤独』をテーマにした物語で、現代にも通じる普遍的な作品です。個性豊かなキャスト陣と共にお待ちしております」(高松)。
 真夏座からは江口ふじ子、岩﨑幸代、羽藤雄次が出演。岩﨑・羽藤両氏は足立区の小中学校で防犯劇に出演したこともある。
【日時】5月22日(木)~25日(日)/22日=19時、23・25日=14時、24日=13時・17時
【場所】両国・シアターX(総武線「両国駅」西口徒歩約3分)
【料金】5000円(全席自由)
【申込み・問合せ】TEL090・2314・7050(月~土・10時~13時)真夏座(高松扱いでと伝える)