足立朝日

◆◇楽しくみるみる上達
　 クーバー・コーチング出張コーチ
未就学児から小学１・２年生
　サッカースクールとして世界的に知名度の高いクーバー・コーチング・サッカースクールのコーチが６月15日、千寿常東小で出張コーチングを行った。コーチは江東森下校から下山氏、小野氏、台場校から岡田氏、山邊氏の４人。
　 当日は好天に恵まれ、同校を母体とする千寿常東小フットボールクラブを中心に、旭ＦＣ、なかよしＦＣ、綾南ＦＣの４チームから約60人の子どもたちが集まり、Ｕ６(未就学児)・Ｕ８(小学１・２年生)に分かれて練習をした。
　Ｕ６の練習テーマは「インサイドカットをおぼえよう」。まだまだボールを蹴る足下がおぼつかないが、好奇心は旺盛。コーチの話をしっかり聞いて楽しく練習をした。不安そうな顔で動きが止まってしまう子もいたが、すぐにコーチがフォローし、アドバイスを受けた子は生き生きとした顔で良い動きを見せる。
　Ｕ８のテーマは「シザースで相手をかわそう」。シザースは、相手をかわすフェイントテクニックの１つで、サッカーを始めてボールを蹴るのが楽しくてたまらない子どもたちにとっては、憧れのテクニック。とはいえ、なかなかうまくいかないが、そんなときはコーチが駆け寄り教えてくれる。ステップ・バイ・ステップな練習方法で少しずつ動きが良くなり、みるみる上達していく。
　クーバーコーチングの練習メニューは、好奇心旺盛で目移りしてしまうＵ６、Ｕ８でも集中できるように随所に工夫がされている。最後はフットサル形式のゲーム。普段は異なるチームの対戦相手だが、所属チームに関係なく混成チームで闘い、協力しながら楽しくゲームをした。
　 千寿常東ＦＣのコーチたちは「練習で教えてもらったテクニックを早速試す子もいて、そのチャレンジ精神に驚かされました」と話す。
■クーバー・コーチング・サッカースクール
http://www.coerver.co.jp/


コーチらと満面の笑みで


千寿常東小校庭で練習する子どもたち