5月5日、綾瀬1丁目にある綾瀬プルミエ(勤労福祉会館)2階ホールで、特別選者に結社「好日」主宰の高橋健文氏を迎え、足立俳句連盟が主催する第151回春季足立俳句大会が開催された。
127人から投句された381句の中から、竹内祥子さんの作品に特別選者の高橋氏により「天」賞が、また出席者約60人の互選により田口紅子さんの作品が足立俳句連盟会長賞(1位)に選ばれた。
大会は、矢作十志夫同連盟会長の司会で午前10時30分から始まり、特別選者の高橋氏の紹介と挨拶の後、約1時間の選句に入った。
午後から出席者全員が選んだ1人5句を披講し、約2時間後に、各賞を発表した。今回選ばれた賞は次の通り(敬称略)。
なお、足立俳句大会はこれまで、春・秋の2回開催されてきたが、今後は春季(5月5日)1回の開催となる。
◇特別選者「天」賞=等伯のふるさとは能登春よ来い(竹内祥子)
◇同「地」賞=俳句てふ逃水を追ふ月日かな(岩男澄美雄)
◇同「人」賞=水鉄砲もうこの辺で死んでやろ(田口紅子)
◇第一位(足立俳句連盟会長賞)=黄砂降る皮たぷたぷの象の尻(田口紅子)
◇第二位(足立区長賞)=しんがりは園児の列の春の蝶(伊藤弘子)
◇第三位(足立区議会議長賞)=火葬するように文焼く修司の忌(中澤美佳)
◇第四位(足立区教育委員会賞)=菜の花の先も菜の花その先も(中村いはほ)
◇第五位(足立区文化団体連合会賞)=戦なき八十年や蟻の列(田中靖人)
写真上/高橋健文氏から賞状を受ける
「地」賞の岩男澄美雄さん=勤労福祉会館2階ホールで
中/互選を行う参加者の面々=同
下/左から選者の若林蕗生氏、村木節子氏、
高橋氏、矢作十志夫氏、田口紅子氏=同

大会は、矢作十志夫同連盟会長の司会で午前10時30分から始まり、特別選者の高橋氏の紹介と挨拶の後、約1時間の選句に入った。
午後から出席者全員が選んだ1人5句を披講し、約2時間後に、各賞を発表した。今回選ばれた賞は次の通り(敬称略)。
なお、足立俳句大会はこれまで、春・秋の2回開催されてきたが、今後は春季(5月5日)1回の開催となる。

◇同「地」賞=俳句てふ逃水を追ふ月日かな(岩男澄美雄)
◇同「人」賞=水鉄砲もうこの辺で死んでやろ(田口紅子)
◇第一位(足立俳句連盟会長賞)=黄砂降る皮たぷたぷの象の尻(田口紅子)
◇第二位(足立区長賞)=しんがりは園児の列の春の蝶(伊藤弘子)

◇第四位(足立区教育委員会賞)=菜の花の先も菜の花その先も(中村いはほ)
◇第五位(足立区文化団体連合会賞)=戦なき八十年や蟻の列(田中靖人)
写真上/高橋健文氏から賞状を受ける
「地」賞の岩男澄美雄さん=勤労福祉会館2階ホールで
中/互選を行う参加者の面々=同
下/左から選者の若林蕗生氏、村木節子氏、
高橋氏、矢作十志夫氏、田口紅子氏=同