足立朝日

足立学園 柔道部OB トルコで金 剣道部 長谷川さん 都道府県対抗大会で都代表

掲載:2025年6月5日号
◆柔道
 足立学園を今年3月に卒業した柔道部の荒川琉正さん(國學院大學1年)が、5月3日、トルコのイスタンブールで開催されたトルコジュニア柔道国際大会で、見事金メダルに輝いた。
 コーチも同校OBの川上智弘さんで、柔道部にとって二重の喜びとなった。
▽荒川さんコメント
「足立学園にいた頃に海外に行かせてもらえていたので、とても良い経験ができ、そのおかげで今回優勝することが出来ました。まだまだ成長できる部分はあると思うので、一つ一つ精進して行きたいと思います」
 また、柔道部は5月17日に東京武道館で行われたインターハイ東京都予選の個人戦で、石川一虎さん(60㎏級/高3)と嶋貫蓮さん(66㎏級/高3)の2人が優勝し、インターハイの出場権を獲得した。6月8日(日)には講道館で団体戦の予選が行われる。
◆剣道
 剣道部も活躍した。長谷川秀吾さん(高3)が4月29日、ビックホエール(和歌山県)で開かれた第73回全日本都道府県対抗剣道大会に、東京都の先鋒として出場した。創部以来初の快挙。
 同大会は7人制の団体戦で、高校生~社会人までが各都道府県の代表として戦うもので、長谷川さんは1月の予選会で優勝し出場。東京都代表は3位入賞の成績を残した。
▽長谷川さんコメント
「歴史ある大会に都道府県の代表として出場できたことをうれしく思います。しかしながら、今回の大会は3位という悔しい結果に終わりました。準決勝の重要な場面で負けてしまい、反省点や課題が見つかりました。目標の全国優勝には届きませんでしたが、今大会の経験を生かして稽古に励み、全国総体に向けて自分の強みにしていきたいです」

写真上/荒川さんのトルコでの試合の様子
中/トルコジュニア柔道国際大会で優勝した荒川さん
下/都道府県対抗剣道大会で先鋒を務めた長谷川さん(右)