5月16日、区内でも珍しい校内に田んぼがある花畑第一小学校で、5年生(約20人、3クラス)を対象に田植え体験授業が行われた。
同校では、以前から教員指導による稲作体験が行われていたが、今年は「稲作体験を通して、子どもたちに食への感謝と地域や社会とのつながりの大切さを感じて欲しい」という5年生担任の熱い思いから、区内唯一の米農家である小宮英之さん(扇1丁目)を講師に招き、専門的な助言を受けた。
まず、小宮さんは茶碗の中に苗を3本入れて見せ「苗3本が順調に生長し、全て収穫出来たら茶碗1杯分のご飯になる」と説明。これから行う田植えの重要性を子どもたちに話した。
実際の田植えが始まると、子どもたちは1人あたり3束を植えた。裸足で田んぼに入った際には「気持ち良い。ヌメヌメしてる」などと言いながらぎこちなく田んぼの中を歩いて作業していた。
「稲は、ただ種を撒くだけでは上手く育たないことが多いので、人がサポートしてあげることが大切。人だけでなく、虫や水、風、光など色々なものが稲の生長には必要なので、これからは稲だけではなく、田んぼ全体を観察してほしい」と小宮さん。
今後は、夏にかけて稲の生長など田んぼを観察。秋には再び小宮さんの授業が行われ、稲刈り後に自分たちが育てたお米を炊いて食べる予定。
写真上/子どもたちに説明する小宮さん=花畑第一小で
下/苗を植える子どもたち=同

まず、小宮さんは茶碗の中に苗を3本入れて見せ「苗3本が順調に生長し、全て収穫出来たら茶碗1杯分のご飯になる」と説明。これから行う田植えの重要性を子どもたちに話した。
実際の田植えが始まると、子どもたちは1人あたり3束を植えた。裸足で田んぼに入った際には「気持ち良い。ヌメヌメしてる」などと言いながらぎこちなく田んぼの中を歩いて作業していた。

今後は、夏にかけて稲の生長など田んぼを観察。秋には再び小宮さんの授業が行われ、稲刈り後に自分たちが育てたお米を炊いて食べる予定。
写真上/子どもたちに説明する小宮さん=花畑第一小で
下/苗を植える子どもたち=同