足立朝日

全国大会出場 足立学園剣道部・西村くん

掲載:2008年7月20日号
◆◇全国大会出場
足立学園剣道部・西村くん
足立学園中フラッグフットボール「ワイルドベアーズ」

 足立学園(千住旭町・松藤三彦理事長・北村廣校長)剣道部の西村直人くん(高校3年)が、8月2~4日に埼玉県越谷市で行われる「第55回全国高等学校剣道大会」に出場する。
6月21日に行われた東京都予選で見事1位に輝き、切符を手にした。
関東大会の出場経験は何度かあるが、全国は初。「ずっとインハイに行きたいと思っていたので、うれしかった」と西村くんは初出場の喜びを話す。
剣道の先生をしているお父さんの影響で始めたのは、小学1年の時。これまで稽古をするのがつらいと思ったことは、一度もないという。
顧問の一人で担任の山崎智彦教諭は「中学時代からいいものを持っていた。遅刻も欠席もなくまじめ」と評価する。
将来の夢は警察官という西村くん。「悔いの残らないよう、一試合ずつ頑張っていきたい」と全国への抱負を謙虚に語った。得意技の面が全国でも見られることを期待したい。


全国の練習に励む西村くん

 足立学園中学校のフラッグフットボール(FFB)部「ワイルドベアーズ」が、6月22日の関東大会で優勝、7月20・21日に川崎球場で行われる全国大会に出場する。全国進出は2年連続。
 レギュラーは、部員51人(うち3年20人)の中から選ばれた3年生7人。昨年のチームが全国制覇し、日本代表として世界大会に出場したことへのプレッシャーもあった。主将の宮原秀崇くんは「2年連続で全国に行きたかったのでホッとした」と話す。
  FFBは、アメリカンフットボールを誰でも安全に楽しめるように考案されたスポーツ。「オフェンスとディフェンスの駆け引きが面白い」と田邊奨人くん。
 チームの長所を、渡辺翔太くんは「部活を休まないところ」、鈴木裕くんは「ちゃんと声をかけてコミュニケーションが取れるところ」と自己評価。チームの仲の良さと、勉強との両立の中での練習熱心なところは、橋本洋顧問も太鼓判を押す。
 全国での抱負を上原正芳くんは「3年間の経験を全て発揮して、全身全霊をかけて優勝」、川添裕也くんは「今までやってきたことを出したい」、乕岩(とらいわ)聡くんは「頑張れる戦いをして優勝が目標」、宮原主将も「チーム一丸となって全国に自分たちの名を示せれば」と高みを目指す。
  レギュラー外の部員たちの、練習でのサポートも大きい。彼らの想いや先輩の功績に応えたい、と気合いが入る。


後列左から時計回りに橋本顧問、田邊、宮原、
川添、乕岩、鈴木、上原、渡辺の各選手