足立朝日

台湾の学生が淵江高と交流

掲載:2008年7月20日号
◆◇台湾の学生が淵江高と交流

 台湾の国立蘇澳(そおう)高級海事水産学校の観光科の生徒32人が6月24日、淵江高校に国際交流のために訪れた。
 台湾の生徒たちは化学実験の体験や、各教室の授業を見学。2年生の数学の授業で教諭が台湾の学生たちに「日本人で知っている人はいますか」と質問すると、生徒が黒板に名前を書く場面も。  また、剣道や和太鼓など部活動の体験では、楽しく試合もした。台湾の学生からの土産に手作りの携帯ストラップがあり、1年生の加藤礼子さんは「手作りは重みがある。絶対に携帯につけます」と大事そうに受け取った。
 部活動体験後、視聴覚室でお茶菓子を囲み、台湾の先住民族「泰雅族」(たいやぞく)の民族衣装を着て華やかな舞踊を披露した。宋晁偵さんは「まったく違う文化で面白い。機会があれば日本に留学したい」と話す。


泰雅族の舞踏を披露する蘇澳校の生徒