足立朝日

小学生が油の力を学ぶ 東京電機大学で公開講座

掲載:2025年7月5日号
 6月21日、東京電機大学で小学3・4年生を対象とした公開講座「油のチカラの不思議!? 建設機械の仕組みを学ぼう」が開催された。
 この講座は、理科や科学に興味のある小学生向けの体験型実験・工作イベント「D-SciTechプログラム~未来のエンジニアのために~」のひとつ。今回は、同大学と建設機械(クレーン車や油圧ショベル)製造メーカーの㈱加藤製作所(品川区)による連携講座として行われた。
 まず始めに建設機械が活躍するために欠かせない油圧について、遠くまで力を伝えられること、複数の動作を同時に行えること、小さな動力で大きな力を得られることなどを学んだ。
 その後、実際にクレーン車とミニショベルを見て、触れて楽しんだ。
 参加者の一人、宮島孝太朗くん(伊興小3年)は「油圧について知ることが出来てよかった。ショベルカーにたくさん種類があることと、クレーン車の先が、あんなに伸びることが分かって楽しかった」と笑顔で話した。
◆D-SciTechプログラムの今後の予定
【講座名】マヨネーズって何からできてる? 油と水は混ざらない?
【内容】材料は卵と油とお酢とシンプルだけど「エマルション」というヒミツが! 基礎の科学を学びつつ、実際にマヨネーズ製作実験にチャレンジ!
【日時】8月21日(木)午前10時~11時30分、午後1時~2時30分、午後3時30分~5時
【対象】小学5~6年生とその保護者
【定員】各回12組(保護者1名まで同伴可)
【開催場所】「読む団地」ジェイヴェルデ大谷田・コミュニティラウンジBOOKMARK(大谷田1-1)
【締切り】7月28日(月)
【申込方法】同大学ホームページより事前申込み。応募多数の場合は抽選
【問合せ】TEL5284・5238東京電機大学/総務部地域連携・事業担当

写真上/実際に建設機械に触れる参加者
下/油圧の力で動くクレーン車とショベルカー