足立朝日

足立学園OB武岡毅選手 ブダペスト世界柔道選手権で金

掲載:2025年7月5日号
 足立学園柔道部OBの武岡毅選手(パーク24)が、6月15日にハンガリーのブダペストで行われた2025年世界柔道選手権大会の66㎏級で金メダルに輝いた。
 準決勝でのキューバの選手との対戦では、技を仕掛ける見事な速さに、「公道をF1が走っているみたいだ」と評された。決勝の相手はタジキスタンの選手で、試合終了後、現地の番組「ゴールデンスコア」で武岡選手のインタビューが放映された。また、国際柔道連盟のアンバサダーを務めている三笠宮妃信子殿下が観戦し、階級によっては表彰式のプレゼンターを務めていた。
 阿部一二三選手との決勝での対決が期待されたが、阿部選手が準決勝で敗退。武岡選手は阿部選手を倒した相手に勝利しており、今後が期待される。武岡選手はこのあと、2種類の大会で優勝すればオリンピックへの切符を手にすることになる。
 武岡毅選手コメント。「世界選手権で優勝する事ができ、昨年の雪辱を果たす事が出来ました! まだまだ、ここからもオリンピックに向けた戦いが続くので、自分のペースで突き進みたいと思います!」

写真/武岡選手