足立朝日

◆◇古き良き時代のうえごえ喫茶
あだち団塊ネット「サエラ」
　喫茶店に大勢の楽しそうな歌声が響く。そんな光景は、年配の人には懐かしいのでは。　古き良き時代の「うたごえ喫茶」を再現するイベントを昨年から始めたのは、団塊世代のネットワークづくりをしている、あだち団塊ネット「サエラ」（小林恭眞会長）。７月12日、五反野駅前の喫茶店マロニエで開かれた５回目は、定員を超える希望者で、断る人も出るほどの盛況ぶりだ。
　田中洋平さんのアコーディオンや平山浩さんのギターの伴奏で、全員一緒に懐かしのフォークや歌謡曲、唱歌などを大合唱。手話コーナーも。歌の合間には歌唱指導の武田宏子さんが軽妙なトークで和ませ、店内は陽気な笑いと歌声に包まれた。
　 67歳の男性は「みんなで歌うのは心地よい」、83歳の女性は「歌うことが好きな方の中で歌えるのはうれしい」、初参加の77歳の男性は「新宿コマ劇場の近くのうたごえ喫茶に行っていた。ここには昔の雰囲気を持っている人が集まっている」と、それぞれ満足そう。
　 小林会長は「個人の喫茶店でやることで、地域の活性化と絆を取り戻す役に立てれば」と話す。次回は９月下旬～10月。
★『うたごえ歌集』
　サエラではオリジナルの歌集を発行、販売している。懐かしいフォーク、唱歌、歌謡曲、童謡、最近のヒット曲など、みんなが知っている全１３８曲の歌詞を収録。１冊７００円、送料１冊80円。代金と送料の振込み確認後、送付。【振込先】ゆうちょ振替口座００１６０―１―５９５３４８小林恭眞（コバヤシキョウマ）
★この歌集を３人にプレゼント。応募方法はプレゼント欄参照。


武田さんの手話に合わせて楽しく合唱