足立学園(千住旭町40-24)に初の公式キャラクターが誕生した。5月に在校生と卒業生からデザインを募集し、OBの小林俊紀さん(28)の作品に決定。9月27日の学園祭開会式で、お披露目された。

キャラクターの名前は「足立学くん(通称:あだっち)」。真っ直ぐな目と力強い立ち姿から、ひと目で男子校を印象づける頼もしいデザインだ。コンセプトは同校の教育理念である「質実剛健×有為敢闘」。コンテストでは在校生からの圧倒的支持があったという。
小林さんは2016年卒。高校から入学し、「マンガやアニメの話をしながらイラストを描きたい」とSF研究部に入部し部長も務めた。ちなみに、キャラクター名は「同級生で副部長の足立くんから。あだっちと呼ばれていたので」とのこと。
卒業後は好きな絵を生かした仕事に就くため専門学校で学び、キャラクターグッズの企画、製造、販売を行っている会社に就職。100円ショップやアミューズメント向けに、フィギュアの企画、開発を手がけている。
今回の母校のキャラクターデザイン参加のきっかけは、今年春の結婚式に、3年間の担任だった相澤教諭に出席してもらったこと。充実した高校生活が今の自分を育んだことを実感し、「恩師と学校に何かお返ししたい」と応募を決めた。
デザインする際に心がけたのは「我を出し過ぎず、誰にでも使ってもらえるようにシンプルさ」と小林さん。リーゼント風にも見えるあだっちの髪型は、「以前の学校のロゴが筆記体で、それをイメージした」。表情はキリッとした口元だったが、相澤教諭とのやりとりの中で笑顔に変更。襟元にある四角形はクラスバッジ、三角形は校章で、赤系と青系の2色は現在の足立学園のロゴを意識したという。
また、様々な用途を想定してモノクロバージョンも作成、プロの気配りが光る。「横断幕やグッズなどにも使うと思うので、単色でもきれいに印刷できるように」
小林さんは、現在は区外在住だが、今も両親が住む千住は故郷同然。足立の名がついたキャラクターが、学校だけでなく街の一員として、これから成長し活躍していくのを楽しみにしたい。
写真上/母校の前で小林さん
下/公式キャラクター。「A」の形にデザイン

キャラクターの名前は「足立学くん(通称:あだっち)」。真っ直ぐな目と力強い立ち姿から、ひと目で男子校を印象づける頼もしいデザインだ。コンセプトは同校の教育理念である「質実剛健×有為敢闘」。コンテストでは在校生からの圧倒的支持があったという。
小林さんは2016年卒。高校から入学し、「マンガやアニメの話をしながらイラストを描きたい」とSF研究部に入部し部長も務めた。ちなみに、キャラクター名は「同級生で副部長の足立くんから。あだっちと呼ばれていたので」とのこと。卒業後は好きな絵を生かした仕事に就くため専門学校で学び、キャラクターグッズの企画、製造、販売を行っている会社に就職。100円ショップやアミューズメント向けに、フィギュアの企画、開発を手がけている。
今回の母校のキャラクターデザイン参加のきっかけは、今年春の結婚式に、3年間の担任だった相澤教諭に出席してもらったこと。充実した高校生活が今の自分を育んだことを実感し、「恩師と学校に何かお返ししたい」と応募を決めた。
デザインする際に心がけたのは「我を出し過ぎず、誰にでも使ってもらえるようにシンプルさ」と小林さん。リーゼント風にも見えるあだっちの髪型は、「以前の学校のロゴが筆記体で、それをイメージした」。表情はキリッとした口元だったが、相澤教諭とのやりとりの中で笑顔に変更。襟元にある四角形はクラスバッジ、三角形は校章で、赤系と青系の2色は現在の足立学園のロゴを意識したという。また、様々な用途を想定してモノクロバージョンも作成、プロの気配りが光る。「横断幕やグッズなどにも使うと思うので、単色でもきれいに印刷できるように」
小林さんは、現在は区外在住だが、今も両親が住む千住は故郷同然。足立の名がついたキャラクターが、学校だけでなく街の一員として、これから成長し活躍していくのを楽しみにしたい。
写真上/母校の前で小林さん
下/公式キャラクター。「A」の形にデザイン











