足立朝日

商店街のフラッグ製作 潤徳学園が千住学園通りに

掲載:2008年8月20日号
◆◇商店街のフラッグ製作
潤徳学園が千住学園通りに

 潤徳学園(瀧澤行男校長・千住2)の生徒たちが、学園通り商店街(千住旭町)のフラッグを初製作した。
  携わったのは、全学年の芸術コースの生徒たち約100人。3年前から同商店街のシャッターアートを手がけている縁で、依頼を受けた。
  7月の授業時間などを使い、模造紙ほどもある大きな塩ビの台紙の両面に、直接鉛筆で下書きしてアクリル絵の具で着色。アニメのキャラクターなど、普段授業では描けないジャンルのイラストを伸び伸びと表現した。
 中国出身の1年生は、日本とは異なる母国の七夕の物語が題材。抽象的なイラストを描いた3年生は、「見る人のイメージで見てもらえれば」と普段使わない色使いに挑戦した。下書き無しで、泳ぎ回るたくさんの金魚を描いた生徒もいた。
  10月から2ヵ月間、生徒たちの意欲作が、商店街の空を彩る。


思い思いの絵をフラッグに描く潤徳の生徒たち