足立朝日

囲碁と将棋 サタデースクール

掲載:2008年8月20日号
◆囲碁と将棋
サタデースクール
渕江第一小


 渕江第一小学校(和田常明校長)のサタデースクールで、子どもたちが囲碁と将棋を学んだ。
  4年生以上を対象に昨年から囲碁教室を開いていたが、今年新たに将棋が加わった。指導は日本将棋連盟の指導棋士・飯島篤也さん。将棋盤を見つめる子どもたちの目は、真剣そのものだった。
 囲碁は淵江高校(白水考治校長)の高村達也くん(3年)と、囲碁同好会の片山遼介くん(2年)がボランティアで指導した。初心者の佐々木美歩さん(4年)と富沢美波さん(5年)は「オセロより面白い」とニッコリ。高校生2人は子どもたちの成長に「頭が柔らかいのですごく吸収する」と驚きながら、やんちゃな男子には敬語の指導もするなど、やさしいお兄ちゃんぶりを発揮していた。
  7月19日の終了後には締めくくりの表彰式。囲碁は高校生2人から参加者全員に「淵江高校囲碁同好会特別会員認定書」が渡された。将棋は実力に応じて18~9級の認定証が、飯島さんから渡された。
  一番上位の9級になった新田清輝くん(6年)は「1・2年の時におじいちゃんに教えてもらってから、ずっとやっている。お母さんともやる。面白い」と満足そうに話した。


淵江高校の生徒がやさしく囲碁指導