落語のテーマ「人」を追求
かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホールが贈る「花しょうぶ亭」が大好評だ。12月には「林家つる子独演会」が登場。
2024年、女性落語家では初の抜擢で真打に昇進。今、もっとも勢いのある落語家の一人だ。つる子は「初」とゆかりがあるようだ。出身高校・群馬県立高崎女子高等学校は、群馬県初の女子教育機関として誕生。伝統ある屈指の進学校で高校時代を謳歌し、中央大学文学部に進学。高校時代に演劇部に所属し、演技・演出・人を喜ばせることを経験したつる子は、落語研究会による落語に触れ「それらが一つになっている」と感じて落研へ。その後の活躍が凄まじい。
2年次には全日本学生落語選手権・策伝大賞で決勝進出し、審査員特別賞を受賞。4年次には全国女性落語大会で優勝し、卒業後の進路を親公認で「落語家」に決めた。
2010年に九代林家正蔵の6番目の弟子として入門を果たし、厳しい前座修行に突入! 2015年後に二ツ目昇進。その翌年には「ミスiD」(講談社主催の新たな時代を生きる女性のロールモデル・オーディション)で「IAJAPAN賞」を受賞し、その多様性のある生き方が広く認められた。2019年・第11回前橋若手落語家選手権 優勝、2021年・第20回さがみはら若手落語家選手権 優勝。2021年と2022年には、NHK新人落語大賞の本選に連続で進出。2022年・第33回北とぴあ若手落語家競演会 奨励賞。
これらの努力の末に12人抜きで勝ち取った真打の座を確固たるものにするべく、つる子は全国を駆け回り、テレビ・ラジオなどでも大活躍中。自身の目標は明確だ。
「落語のテーマは『人』だと思うため、人の気持ちには敏感にアンテナを張るようにしている。古典落語を聴いて落語が好きになったので、それをしっかりと聴かせられる落語家になりたい。女性の目線で古典を作り変えるチャレンジもしながら、お客様がその時間だけは幸せな気持ちになれる高座を目指したい。若い皆さんにも一度は日本の伝統芸能である落語を聴いていただきたい」
当日、トリの一席は、三味線鳴り物入りの「中村仲蔵」。
【日時】12月6日(土)午後1時30分【料金】3300円(会員料金あり)/未就学児入場不可可【チケット・問合せ】TEL5670・2233
かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホールが贈る「花しょうぶ亭」が大好評だ。12月には「林家つる子独演会」が登場。
2024年、女性落語家では初の抜擢で真打に昇進。今、もっとも勢いのある落語家の一人だ。つる子は「初」とゆかりがあるようだ。出身高校・群馬県立高崎女子高等学校は、群馬県初の女子教育機関として誕生。伝統ある屈指の進学校で高校時代を謳歌し、中央大学文学部に進学。高校時代に演劇部に所属し、演技・演出・人を喜ばせることを経験したつる子は、落語研究会による落語に触れ「それらが一つになっている」と感じて落研へ。その後の活躍が凄まじい。
2年次には全日本学生落語選手権・策伝大賞で決勝進出し、審査員特別賞を受賞。4年次には全国女性落語大会で優勝し、卒業後の進路を親公認で「落語家」に決めた。2010年に九代林家正蔵の6番目の弟子として入門を果たし、厳しい前座修行に突入! 2015年後に二ツ目昇進。その翌年には「ミスiD」(講談社主催の新たな時代を生きる女性のロールモデル・オーディション)で「IAJAPAN賞」を受賞し、その多様性のある生き方が広く認められた。2019年・第11回前橋若手落語家選手権 優勝、2021年・第20回さがみはら若手落語家選手権 優勝。2021年と2022年には、NHK新人落語大賞の本選に連続で進出。2022年・第33回北とぴあ若手落語家競演会 奨励賞。
これらの努力の末に12人抜きで勝ち取った真打の座を確固たるものにするべく、つる子は全国を駆け回り、テレビ・ラジオなどでも大活躍中。自身の目標は明確だ。
「落語のテーマは『人』だと思うため、人の気持ちには敏感にアンテナを張るようにしている。古典落語を聴いて落語が好きになったので、それをしっかりと聴かせられる落語家になりたい。女性の目線で古典を作り変えるチャレンジもしながら、お客様がその時間だけは幸せな気持ちになれる高座を目指したい。若い皆さんにも一度は日本の伝統芸能である落語を聴いていただきたい」
当日、トリの一席は、三味線鳴り物入りの「中村仲蔵」。
【日時】12月6日(土)午後1時30分【料金】3300円(会員料金あり)/未就学児入場不可可【チケット・問合せ】TEL5670・2233











