東京電機大学 社会・地域連携事業公開講座11月15日の「D-SciTechプログラム」に、真打落語家・林家なな子が登場。「思いやイメージを言葉にしてみよう!」をタイトルに、小学3・4年生を対象に講師を務めた。
「7月7日に林家正蔵師匠に入門を願い出たことから、『なな子』の芸名が付いた」と自己紹介後、子どもたちにも自己紹介を依頼。その後「七林亭」の亭号で自由に芸名を名乗らせて、まずはお辞儀の練習。続いて、実際の高座に上がって芸名での自己紹介に挑戦したが、本名でのそれよりも、はるかに声が大きくなった。
子どもたちが出囃子に合わせて太鼓をたたく場面では、リズミカルで陽気な音が会場に響いた。
なな子が「世界で一番短い天国の落語――あのよ」「小さな鳥が転んだよ――ことり」などのユーモアある落語の後に「寿限無」を紹介すると、子どもたちは難なくホワイトボードの文字を追った。
前述の演目を子どもたちに選ばせ、高座で披露する挑戦では、半数以上が「寿限無」を選ぶという積極性が見られるようになった。なな子が実際に「寿限無」を披露する際に太鼓演奏を依頼すると、皆が手を上げるといううれしい結果に。
最後になな子が来場者の健康と多幸を願い「南京玉すだれ」を披露し、楽しい講座は幕を閉じた。
子どもたちからは「最初は前に出る時に緊張して言葉が出にくかったけれど、なな子さんの明るいサポートで楽しく落語を話すことができた」を始め、多くのポジティブな感想が聞かれた。
理系の講座に今回初の文系講座が登場した狙いは、「頭の中のイメージを言語化すること、それを人に伝えることは文理問わず大変重要なことであり、これを楽しさと共に伝える貴重な機会」ということで、今回の講座は、その役割を充分に担ったようだ。
写真/晴れやかに南京玉すだれを披露
「7月7日に林家正蔵師匠に入門を願い出たことから、『なな子』の芸名が付いた」と自己紹介後、子どもたちにも自己紹介を依頼。その後「七林亭」の亭号で自由に芸名を名乗らせて、まずはお辞儀の練習。続いて、実際の高座に上がって芸名での自己紹介に挑戦したが、本名でのそれよりも、はるかに声が大きくなった。
子どもたちが出囃子に合わせて太鼓をたたく場面では、リズミカルで陽気な音が会場に響いた。なな子が「世界で一番短い天国の落語――あのよ」「小さな鳥が転んだよ――ことり」などのユーモアある落語の後に「寿限無」を紹介すると、子どもたちは難なくホワイトボードの文字を追った。
前述の演目を子どもたちに選ばせ、高座で披露する挑戦では、半数以上が「寿限無」を選ぶという積極性が見られるようになった。なな子が実際に「寿限無」を披露する際に太鼓演奏を依頼すると、皆が手を上げるといううれしい結果に。
最後になな子が来場者の健康と多幸を願い「南京玉すだれ」を披露し、楽しい講座は幕を閉じた。
子どもたちからは「最初は前に出る時に緊張して言葉が出にくかったけれど、なな子さんの明るいサポートで楽しく落語を話すことができた」を始め、多くのポジティブな感想が聞かれた。
理系の講座に今回初の文系講座が登場した狙いは、「頭の中のイメージを言語化すること、それを人に伝えることは文理問わず大変重要なことであり、これを楽しさと共に伝える貴重な機会」ということで、今回の講座は、その役割を充分に担ったようだ。
写真/晴れやかに南京玉すだれを披露











