足立朝日

秋田わらび座 東京初上陸エンターテインメント

掲載:2025年12月5日号
 秋田を代表する劇団「わらび座」が来年3月、全席参加型祭エンターテインメント・祭シアター「HANA」東京公演を行う。
 同作品はセリフを用いないパフォーマンスで、若い鬼と娘が出会い、恋に落ちるドラマティックな物語だ。驚くのは「太鼓を打ち鳴らし、提灯を上げ、うちわで踊れる観客参加型の舞台」であること。特に、一席ごとに太鼓が設置されているゾーンは大迫力だ!
 脚本・演出は、スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」を手掛けた横内謙介。創立75周年を迎え、17カ国で日本の民族芸能の海外公演の実績を持つわらび座が、ノンバーバル(言語を使わずに情報・感情を伝えるコミュニケーション手法)ステージに挑戦する。振付は、同業界で著名なラッキィ池田と彩木エリ。
 日本には、世界に誇る祭りと花々がある。同公演は、東北6大祭りと現代的な公演様式の融合により、世界市場で通用する公演を目指して生み出された。劇場を包み込む圧巻の花吹雪は、深く心に残るに違いない。
【日時】2026年3月14日(土)午後5時▼15日(日)/17日(火)/21日(土)=午前11時・午後3時30分▼18日(水)=午後2時・6時30分▼20日(金・祝)=午後2時▼22日(日)=午前10時30分・午後2時30分
【場所】東急歌舞伎町タワー「シアターミラノ座」
【料金】( )内は土日祝料金▼S席太鼓シート=8800円(9800円)▼A席提灯シート=5800円(6800円)▼B席うちわシート=3800円(4800円)
【チケット】12月14日(日)午前10時より「わらび座オンラインチケット」にて発売