足立朝日

　江戸時代から続く宿場町「千住宿」が開宿して今年で４００年。宿場文化を現代に繋ぐため、北千住駅西口にある旧日光街道沿いを中心に４商店街（千住本町商店街、北千住宿場町通り商店街、北千住サンロード商店街、サンロード宿場通り商店街）が連携して名称を統一した「千住宿商店街」を発足した。
　全長約１４００ｍ、店舗数約２００軒。今後は日本一長い商店街として、それぞれの商店街は組織として存続しつつ、「ほんちょうゾーン」「宿場町ゾーン」「サンロードゾーン」「宿場通りゾーン」と呼称し、様々なイベントや魅力を発信していく。
　11月２日には、東京芸術センター前広場で発足セレモニーを開催。４商店街の鈴木健嗣理事長（千住本町商店街）、佐賀久芳理事長（北千住宿場通り商店街）、三柴重夫会長（北千住サンロード商店街）、荒井修理事（サンロード宿場通り商店街）ほか、近藤やよい区長、近藤勝会長（東京商工会議所足立支部）、土屋武司理事長（足立成和信用金庫）らが出席。テープカットや大名行列が行われた。
　「今後は個々の商店街としてだけではなく、千住宿商店街として４商店街が連携して色々なものを企画していけたら」と鈴木理事長。
　近藤区長は「区が考案した千住宿４００年のロゴが今後も商店街のシンボルマークとして使われ、商店街がますます賑わうことを期待しています」と話す。

写真上／武士や忍者の恰好をした
商店街理事長らによるテープカット
下／日本一長い商店街を大名行列が練り歩いた