足立朝日

元気の出る朝食渕江第一小

掲載:2008年9月5日号
◆◇元気の出る朝食 渕江第一小
 渕江第一小学校(和田常明校長)の開かれた学校づくり協議会(石井敏雄会長)が7月、家庭科室で「元気の出る朝食」の料理教室を開いた。
(社)栄養改善普及会の協力によるもので、同会の山本登美子栄養士をはじめ、区内の栄養士と家庭科教員が指導。保護者20人が参加した。
普及会が進める「栄養三色」は、食品を体内での働き別に、黄(エネルギーになる糖類・炭水化物など)、緑(体の調子を整えるミネラル)、赤(血や肉になるタンパク質など)の3色に分け、栄養バランスの取れた食事をわかりやすくしたもの。
この日のメニューはパンミックスで簡単ロール、和風豆サラダ、たぬき汁、ヨーグルトゼリーの4種。肉は使わずこんにゃくを入れるたぬき汁は、野菜がたっぷり取れる一品。豆をふんだんに使うサラダは、お母さんたちには新鮮だったようだ。
塩わかめは、熱湯を軽くくぐらせて戻すと美味しい、など役立つテクニックも伝授。「参考になる」「家では作らないメニューがあって勉強になった」「意外と簡単なので作りたい」と、好評だった。


「固さはこれくらい?」
パン生地を作る参加者たち