足立朝日

理科のおもしろさを実験で 科学体験教室

掲載:2008年9月5日号
◆◇理科のおもしろさを実験で
科学体験教室

 千寿常東小学校(髙岡正見校長)で土曜日の課外活動「科学体験教室」が開かれている。開かれた学校づくり協議会(出口正雄会長)、同校PTA(豊住いずみ会長)との共催で、1月まで全5回。
 昨年、文科省の事業「おもしろ科学実験教室」を実施し、多くの子どもたちが興味を示したことから企画した。対象の4~6年生39人が参加。中には昨年参加した子もいた。今の授業には実験が少なく、子どもたちが理科の面白さを知る貴重な機会と言える。
 講師は元千寿第五小学校校長で現大妻女子大学講師の蛭田俊男氏。1回目の7月26日のテーマは「探ってみよう! 光の不思議・ビー玉まんげ鏡」。子どもたちは2人1組で、切り込みの入った台紙に懐中電灯の光を当てて紙に写るラインを鉛筆でなぞり、光の屈折を学んだ。角度がうまく決まらず、四苦八苦する組も。席は学年混合のため、自然に上級生が下級生の面倒を見ながら、一生懸命取り組んた。
  教室での実験だけでなく、11月には長瀞での化石採集も予定されている。


2人1組で協力しあい、光の進路を記録