◆◇大村さん、海沼さん北京へ
足立区からパラリンピック日本代表
9月6日~17日まで北京で開かれるパラリンピックに、足立区から2人の選手が日本代表として出場する。
シッティングバレーボールの大村心緒吏(しおり)選手(関原3丁目)と、ボッチャの海沼理佐選手(六木4丁目)だ。2人ともアジア大会や世界選手権大会などで優秀な成績を修め、初の大舞台への切符を掴んだ。
シッティングバレーボールは座ったまま行うバレーボールで、床にお尻の一部が常についた状態でプレイする。健常者のニュースポーツとしても愛好されている。
ボッチャは重度脳性麻痺者、同程度の四肢重度機能障害者のために考案されたもので、カラーボールをジャックボール(目標球)にいかに近づけられるかを競う。
中学のバレーボール選手だった大村選手は、足の障害を機に母の勧めで始めた。座位のプレイが全くできなかった悔しさから、気付けば続けていたという。「障害でバレーボール一色の生活がなくなり浮いた感じだったが、打ち込めるものができて救われた。障害のない人も障害者スポーツを知って、世界を広げてもらえれば」と話す。
やはり人から勧められで始めたという海沼選手は、ボッチャで人生が変わったと話す。「世界の選手と戦って上位を狙っていける。それをきっかけに、積極的に何でも自分でできるようになった。私のような重度の障害でも、努力すればパラリンピックに出る機会がある。夢を持ってもらいたい」。
8月19日に区役所で開かれた激励会で、区長から花束と激励の言葉を贈られた2人。北京での抱負を、大村さんは「初出場を強みに、何をしても怖くないように。できたらメダルを取ってきたい」、海沼さんは「初出場でとても緊張しているが、日頃の練習の成果を出して、楽しんできたい」と笑顔で力強く語った。

北京に向けて最高の笑顔を見せた、
大村選手(左)と海沼選手
足立区からパラリンピック日本代表
9月6日~17日まで北京で開かれるパラリンピックに、足立区から2人の選手が日本代表として出場する。
シッティングバレーボールの大村心緒吏(しおり)選手(関原3丁目)と、ボッチャの海沼理佐選手(六木4丁目)だ。2人ともアジア大会や世界選手権大会などで優秀な成績を修め、初の大舞台への切符を掴んだ。
シッティングバレーボールは座ったまま行うバレーボールで、床にお尻の一部が常についた状態でプレイする。健常者のニュースポーツとしても愛好されている。
ボッチャは重度脳性麻痺者、同程度の四肢重度機能障害者のために考案されたもので、カラーボールをジャックボール(目標球)にいかに近づけられるかを競う。
中学のバレーボール選手だった大村選手は、足の障害を機に母の勧めで始めた。座位のプレイが全くできなかった悔しさから、気付けば続けていたという。「障害でバレーボール一色の生活がなくなり浮いた感じだったが、打ち込めるものができて救われた。障害のない人も障害者スポーツを知って、世界を広げてもらえれば」と話す。
やはり人から勧められで始めたという海沼選手は、ボッチャで人生が変わったと話す。「世界の選手と戦って上位を狙っていける。それをきっかけに、積極的に何でも自分でできるようになった。私のような重度の障害でも、努力すればパラリンピックに出る機会がある。夢を持ってもらいたい」。
8月19日に区役所で開かれた激励会で、区長から花束と激励の言葉を贈られた2人。北京での抱負を、大村さんは「初出場を強みに、何をしても怖くないように。できたらメダルを取ってきたい」、海沼さんは「初出場でとても緊張しているが、日頃の練習の成果を出して、楽しんできたい」と笑顔で力強く語った。

北京に向けて最高の笑顔を見せた、
大村選手(左)と海沼選手