足立朝日

一般社団法人あゆみの箱 綾瀬ひまわり園に物品を寄贈

掲載:2026年2月5日号
 一般社団法人あゆみの箱が、全国に設置している募金箱から集まった募金で購入したプロジェクター、スピーカー、スピーカーフォン各1台の寄贈式が12月17日、綾瀬ひまわり園で行われた。
 1963年に俳優の伴淳三郎が、小児麻痺で苦しむ子どもを見て「何とかしないと」と、志を同じくする俳優の森繫久彌らと共に社団法人あゆみの会を発足。撮影現場の残り木を利用して作成した募金箱「あゆみの箱」を、約8000カ所に設置して始まった活動だ。
 時代と共に運営が厳しくなり、2016年には解散の危機もあったが、1980年から同活動に参加していたケンタッキーや吉野家を運営している「タニザワフーズ㈱」の現会長・谷澤憲良氏が一念発起。2020年に一般社団法人あゆみの箱を設立して、活動を継続している。
 寄贈品は、福祉施設の関係者からリクエストを聞き、必要な物品や欲しい物品を購入して直接届けている。
 寄贈式には、「一般社団法人あゆみの箱」の角谷智成理事、同事務局の野々山忠氏、募金箱を全国の工場に設置している「デリカフーズ㈱」(本社=六町)の江原聖二取締役、桑原未季広報IR室室長が出席。
 角谷理事は「ケンタッキーや吉野家は、多くの地域の人たちが利用してくれるので、集まった募金は地域の施設に還元したい」、桑原室長は「今後も応援して、皆さんに何かプレゼント出来れば良いなと思っている」と話す。
 綾瀬ひまわり園の東島利成施設長は「創立30周年を迎える施設で、備品も老朽化してきて、優先順位を付けて交換してきたが、中々大変なので今回の寄贈は大変うれしい。寄贈品は、利用者に動画を見てもらったり、職員の勉強会などで使っていきたい」と話した。

写真上/募金をしてくれた人たちの気持ちが手渡された
下/「あゆみの箱」の募金箱