足立朝日

羅針盤 VOL.179

掲載:2026年8月5日号
 異常な暑さが続いている。
 今年は蝉があまり鳴いてないなあ、と思ったのが、猛暑日が連続5日間続いた7月20日頃。
 いつもは、抜け殻を家のそばで見つけたりしたのに、今年は全然。綾瀬の自転車置き場のおじさんに聞いてみると「ウチ(新田)のそばの公園では、蝉の死骸がいっぱいあったよ。抜け殻もね。時期が来て、這い出て来たんだろうけど、熱射にやられたんだね。樹の上で鳴く前に死んだんだよ。可哀そうに」。
 少し気温が下がった日の朝、道端で小さな抜け殻を一つ見つけた。すると、都立東綾瀬公園の木立の中からお馴染みの「ミーン、ミン、ミン」。少し安心した。ミンミンゼミだ。ある時「ミーン」に交じって「ジージージー」。何とアブラゼミの鳴き声も。
 東京では普通ミンミンゼミの後にアブラゼミ、クマゼミと鳴くが、今年は暑さで、アブラゼミもあわてて外へ出た、とみた。
 さて、15日(土)は、我が国とアジア諸国の民衆に甚大な被害をもたらした日本軍国主義が敗北した日。
 蝉の鳴くのが早い、遅いと言いながら一杯飲める「平和な猛暑」がありがたい!?  (よ)