軽やかなメロディーで明るい声が歌う。
「花畑の街を今日も歩いて ちょっと遠いねって聞こえる声 誰でも乗れる小さな希望が そっと動き出す」
それに合わせて、盆踊りの輪を巡るのは、花畑地区の住民たち。
「買い物も通院も もう迷わない おでかけがもっと近くなるように 地域で育てるこのあたたかさ ぐるりんが結んでく」――。
「花畑ぐるりんのテーマソング」が、8月1日、花畑地区納涼盆踊り大会でお披露目された。「花畑ぐるりん」は乗り合いタクシーで、公共交通機関の空白地域である花畑地区(花畑1~8丁目)の交通不便解消のため、昨年10月から実証実験をしている。元自治会長などを中心に発足した「花畑地区交通協議会」が、足立区と「キング交通㈱」と連携して、定員6人のワンボックスカーで運行している。
協議会は地域の新たな交通手段として本格運行を目指し、日々、住民からの意見を汲み上げ、乗車率向上に奔走している。ポスターやチラシなどでの周知やバス停の改善などにより徐々に乗車人数が増え、運行日数も昨年10月の開始時には月に6日のみだったが、今は週5日に増加。また、昼休みにドライバー交代を行うことで運休時間をなくし、運行終了時刻も午後5時から6時に延長された。
その結果、乗車人数が最多で51人の日もあり、台風の日でも病院利用者が7人乗車するなど、高齢者を中心に地域住民にとって、なくてはならない交通に育っている。
更なる周知活動の第一弾として行ったのが、前述の盆踊り。花畑地区の女性部の協力を得て練習している様子も、YouTubeにアップした(花畑ぐるりん公式サイト)。
「とても軽快で、子どもたちが鼻歌を歌ってしまいそうな音楽なため、子どもが歌うことによって保護者が『花畑ぐるりん』の名前を知るきっかけになれば」と協議会事務局の小栗由里子さん。
当日は大勢の来場者が、一緒に踊って大盛況となった。花畑地区町会自治会連合会の広報のテントも設けてPR。乗車率がついに目標値に達し、最近は自力乗車できる車椅子利用者や未就学児連れの利用もあるという。
10月からは車椅子ごと乗車が可能な福祉車両のハイエースになる。車体の大きさに合わせて一部ルートの変更に加え、地域の要望により保木間方面にルートを拡大する予定。また、来年開始の土曜日の運行に向けて準備中という。
本年度から区の制度変更により、実証実験期間が最大2年となり、「花畑ぐるりん」の運行は令和9年9月まで可能となった。それまでに、3カ月の平均乗車数が目標値を上回り、それを2期達成させることが本格運行の必要条件とのこと。
「区内の地域交通で、唯一駅に行けない交通であるにもかかわらず、最も本格運行に近い乗車率である交通が『花畑ぐるりん』です。より快適な運行で本格運行に移行させるため、日々取り組んでいます」と小栗さん。協議会一同が地域の足を確かなものにするために、今日も人々を結んで動いている。
写真上/大いに盛り上がった盆踊り大会
下/テントでは協議会会長らがチラシを配布
「花畑の街を今日も歩いて ちょっと遠いねって聞こえる声 誰でも乗れる小さな希望が そっと動き出す」
それに合わせて、盆踊りの輪を巡るのは、花畑地区の住民たち。「買い物も通院も もう迷わない おでかけがもっと近くなるように 地域で育てるこのあたたかさ ぐるりんが結んでく」――。
「花畑ぐるりんのテーマソング」が、8月1日、花畑地区納涼盆踊り大会でお披露目された。「花畑ぐるりん」は乗り合いタクシーで、公共交通機関の空白地域である花畑地区(花畑1~8丁目)の交通不便解消のため、昨年10月から実証実験をしている。元自治会長などを中心に発足した「花畑地区交通協議会」が、足立区と「キング交通㈱」と連携して、定員6人のワンボックスカーで運行している。
協議会は地域の新たな交通手段として本格運行を目指し、日々、住民からの意見を汲み上げ、乗車率向上に奔走している。ポスターやチラシなどでの周知やバス停の改善などにより徐々に乗車人数が増え、運行日数も昨年10月の開始時には月に6日のみだったが、今は週5日に増加。また、昼休みにドライバー交代を行うことで運休時間をなくし、運行終了時刻も午後5時から6時に延長された。
その結果、乗車人数が最多で51人の日もあり、台風の日でも病院利用者が7人乗車するなど、高齢者を中心に地域住民にとって、なくてはならない交通に育っている。
更なる周知活動の第一弾として行ったのが、前述の盆踊り。花畑地区の女性部の協力を得て練習している様子も、YouTubeにアップした(花畑ぐるりん公式サイト)。
「とても軽快で、子どもたちが鼻歌を歌ってしまいそうな音楽なため、子どもが歌うことによって保護者が『花畑ぐるりん』の名前を知るきっかけになれば」と協議会事務局の小栗由里子さん。当日は大勢の来場者が、一緒に踊って大盛況となった。花畑地区町会自治会連合会の広報のテントも設けてPR。乗車率がついに目標値に達し、最近は自力乗車できる車椅子利用者や未就学児連れの利用もあるという。
10月からは車椅子ごと乗車が可能な福祉車両のハイエースになる。車体の大きさに合わせて一部ルートの変更に加え、地域の要望により保木間方面にルートを拡大する予定。また、来年開始の土曜日の運行に向けて準備中という。
本年度から区の制度変更により、実証実験期間が最大2年となり、「花畑ぐるりん」の運行は令和9年9月まで可能となった。それまでに、3カ月の平均乗車数が目標値を上回り、それを2期達成させることが本格運行の必要条件とのこと。
「区内の地域交通で、唯一駅に行けない交通であるにもかかわらず、最も本格運行に近い乗車率である交通が『花畑ぐるりん』です。より快適な運行で本格運行に移行させるため、日々取り組んでいます」と小栗さん。協議会一同が地域の足を確かなものにするために、今日も人々を結んで動いている。
写真上/大いに盛り上がった盆踊り大会
下/テントでは協議会会長らがチラシを配布











