足立朝日

お年寄りから子どもまで 130人がカレーライスで交流 日ノ出町・千住旭町 「みんなの食堂」開かる

掲載:2026年9月5日号
 8月9日昼、千住にある日ノ出町団地2号棟集会所に、お年寄りから子どもまで約130人が集まり、楽しいカレーライスパーティーが開かれた。「地域のきずなを深めたい」と団地自治会・町会、ボランティアセンター、デイサービスセンターなどの社会福祉協議会、労働者協同組合・ワーカーズコープ(学童保育運営団体)、保育園などが実行委員会を作り、社会福祉法人が運営するジェラートカフェの全面協力を得て開いたもので、参加者たちの「おいしいカレーライスだ」の喜ぶ声が響いた。
 イベント終了時には、手伝いのメンバーの分も含め、大鍋2つで作った約130人分のカレーは見事に空になった。この大盛況ぶりに、実行委員のメンバーたちは口々に「またやりたい」と話した。
 2号棟集会所前の受付には、11時30分の受付前から団地や地域の高齢者、子どもを連れた夫婦らが訪れた。参加費は、大人200円、子ども100円(中学生まで)。並べられた6テーブルは、続々と埋まり、参加者は何回も入れ替ってカレーライスに舌鼓をうった。
 常東小2年の卓弥くんと一緒に来た同団地の根本美智子さん、子ども3人を連れて訪れた柳原の大久保拓さん、由依さん夫妻は「沢山の量を作ったのでしょう。味がすごくいいです」と大喜び。
 今回の地域食堂の発案者で調理場を提供し、調理のアドバイスをしたのは日ノ出町団地近くのジ
ェラートとコーヒーのカフェ「あまーのあまーの」。店主の米山泰志さん(社会福祉法人・つくしの郷理事長)は「これだけ多くの団体が集まり、スタッフを出して協働でやれたのは良かった。みんないい経験になりました」と話した。
 また、今回のイベントでは、足立区社会福祉協議会の登録ボランティアで加平在住の「ふうせんの寅」こと柴崎直人さんも参加。河原町在住のダンサーで、最近ボランティア登録をしたばかりという浜氏麻里さんも加わり、動物風船などを作り上げて子どもたちを喜ばせた。
 この大盛況に、実行委員会の代表で、日ノ出町団地自治会会長の松下勝さんは、「スタッフの皆さんが心を込めて作ったカレーライスを、高齢者や子どもたちが、『おいしい、おいしい』と言って食べてくれた。皆んないい笑顔で、大成功でした。初めての試みでしたが、これからも続けたい」と話し、拍手を浴びた。

写真上から①/会場は和気あいあいでにぎやか
②/子どもも大人もカレーに舌鼓
③/次々と風船を作って会場を盛り上げた
柴崎さん(右)と浜氏さん(左下)
④/日ノ出町団地自治会の松下会長