足立朝日

東京オリンピックをはさむ20年間の記録 「昭和30年代・40年代の足立区」

掲載:2008年11月20日号
◆◇東京オリンピックをはさむ20年間の記録
「昭和30年代・40年代の足立区」


 足立史談会監修の「昭和30年代・40年代の足立区」(75頁、27×24㎝、1995円・税込)が三冬社から刊行された。東京オリンピックをはさむ約20年間の足立の記録。当時の区内の懐かしい写真が満載。
  監修者の足立史談会会長の安藤義雄氏の巻頭文以下抜粋(中略)。
  「当時はようやく戦後の混乱から立ち直り、神武景気と言われた好景気に沸いていたが、今日から見れば開発途上国なみの社会だった。
 しかし、今にして思えば豊かだった面もたくさんある。何より地域の人たちが皆、親切でやさしかった。何でも便利になった現代の様相からすると、昭和30年代の足立区は考えられないような田舎だったが、下町気質があって、お互いのために皆がよく働いた。本書はそんな時代の記録である」。問合せ tel3231・7739三冬社

写真提供=足立区役所・区郷土博物館・東武博物館・京成電鉄・セブン&アイホールディングス・荒井省三・石坂満・内田静雄・岡凖二・萩原二郎・倉又俊雄・黒田倉蔵・小滝勝利・小林三治・小林基治・塩野邦夫・背戸輝夫・田中武夫・花上嘉成・藤倉四郎・堀川和夫・矢沢幸一朗・吉田千伊知