足立朝日

足立区のモミジを 楽しもう!

掲載:2026年10月5日号
 公園や神社、お寺の多い足立区には紅葉する樹木も多く、カエデ(モミジ)を筆頭に、ツバキ、ウルシ、ナナカマド、ツタ、ミズキなどの葉が赤くなる。区内の紅葉の名所を何カ所か紹介する。
◆薬師寺 伊興5-4-3
 通称「ツバキとモミジのお寺」と呼ばれる同寺は、区内では一番の紅葉スポットだ。伊興中学校が目印で、足立区では珍しい曹洞宗のお寺(禅寺)。
 境内には80種以上のモミジ、100種を超えるツツジが植えられ、ほかにも保存樹のケヤキ5本、クスノキ、メタセコイア、エノキ各1本も。これが、秋には一気に紅葉し、区内一の壮大な景観を現出する。本紙2010年11月5日号1面で紹介したのを機に、存在がより広まった。
 同寺のモミジ産みの親の44代目住職・浅川元之さんは、昨年6月20日に81歳で亡くなった。同寺に生まれ、中学生の時に「この寺をツバキとモミジの寺にしよう」と決意。おこずかいを貯めて自転車で植木の町・安行まで植木を買いに行き、1本ずつ植えていったという話は、もう「伝説」になっている。
 紅葉は、通常11月中旬から始まり、下旬から12月上旬がピーク。同寺のモミジの鮮やかさに心震える人が、今年は何人出るのだろう。
【問合せ】TEL3899・4877
【交通】竹ノ塚駅西口から「入谷循環」「入谷舎人循環」「新田循環」行きバスなどで2つ目の「伊興町」下車5分
◆花畑自然庭園桜花亭 花畑4-40-1
 区内でも有数の紅葉の名所。園内の日本庭園にたたずむ休憩・集会施設「桜花亭」は、茶室など9つの個室があり(有料)、そのすべてから紅葉が眺められる。「桜花亭」の前にある池のほとりには、80本のモミジやケヤキが並び、水面に移り込む景観は見事だ。
【時間】午前9時~午後5時(施設利用は、午後9時30分まで)休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)
【料金】庭園の入場は無料。11月20日からの秋のライトアップ時は、大人300円、小学生以下無料
【駐車場】32台収容(有料)
【交通】竹ノ塚駅東口よりバス「花畑団地行」で「団地入口」下車すぐ
【問合せ】TEL3885・9795
◆鷲神社 島根4-25-1
 ヒノキやツツジ、ケヤキなど200本以上の樹木が植えられている。樹林は、11月初旬から色づき始め、12月末頃まで紅葉が見られる。毎年90覆200袋の落葉は、子どもたちが落葉のプールを楽しむ光景も。
【問合せ】TEL3883・6140
【交通】東武線「梅島」「西新井」「竹ノ塚駅」より各徒歩15分

写真上/山門からの目が覚めるようなモミジのトンネル
中/この景観にため息が漏れる
下/紅葉した樹林が本殿を囲む鷲神社