喜んでくれるお客さんが原動力
地域に根差し、様々な場面で頼もしい存在があることは、区民にとって何よりの宝だろう。
11月11日に創立100年を迎える足立成和信用金庫は、1926年に足立信金の前身・千住信用組合が設立、1936年に前身の足立報徳社が設立した成和信金と2002年に合併し、足立区に特化した金融機関として歩んできた。
第14代理事長に就いて8年目。地域貢献のバトンを高杉理事長から引き継ぎ、大きく発展させてきた。「我々の役割は金融サービスを通じた地域貢献、地域活性化がメインですが、いろんなことを地域の人たちを巻き込んで一緒に作っていく共創が重要だと思っています」。一つの区内に21店舗を有する信用金庫は意外にも稀有で、だからこそ区内の隅々に目が届き、人々の声に耳を傾けることができる。
活動を支えるのは、「地域応援おせっかい宣言」。同金庫は、戦後不況や震災直後の経済破綻状況下で、地元の世話焼きの人たちの相互扶助から生まれた。預貯金6000億に成長した今も、その原点を信念としている。
これまで様々なイベントを提案・実施。「あだち夢のお菓子コンテスト」は、コロナ禍に子どもたちに楽しみを提供したいと始め、大人気イベントとして定着。「兄弟で受賞した子どもさんもいた」と目を細める。100周年事業では、潤徳女子高校美術コースの生徒たちにデザインを依頼し、キャラクター「こづじぃ」「まねきたん」が誕生。文教大学と地域との「はなはた文教マルシェ」も5年目を迎え盛況だ。他県の信用金庫等の協力による「御宿場印プロジェクト」は地方創生担当大臣表彰を受賞、昨年は千住宿開宿400年祭に尽力した。
イベントを仕掛ける度に、各所に協力を仰ぐことで得たものも大きい。「いろんなところに声かけて関係性を築いていく中で仲間の輪が広がって、地域に馴染んできた。この10年間で力を注いできたことが実を結んで、求められることも多くなった」と手応えを実感。
そこには、提案の投げかけに応え、やりがいを感じて動く職員たちの存在がある。「トップに立つと、どうしても厳しいことを言わざるを得ない。自分が悪者になっても言う。それを受け入れてくれる職員や役員がいるから今がある。私は本当に人に恵まれている」
今後は「100年という節目をしっかりこなし、次の100年を支えて行く世代の育成をして、どう後輩にタスキを渡していくかを考えて行くのが次の役割」。原動力は「地域に貢献できて地域が発展、成長していること、何よりお客さんが喜んでくれる表情を思い浮かべること」と即答。「あまりネガティブなことは考えたくないと思っていて。失敗というのは諦めた時。諦めるまでは修正ができる」。穏やかで壁を作らない笑顔の中には、柔軟な強靭さがある。
休みらしい休みはないが、苦痛に感じることはないという。癒しのひと時は、愛犬を連れての夫人との外出。理事長職を退いたら「奥さん孝行しないと」。未来の最重要任務を宣言する声が、軽やかで温かい。
地域に根差し、様々な場面で頼もしい存在があることは、区民にとって何よりの宝だろう。
11月11日に創立100年を迎える足立成和信用金庫は、1926年に足立信金の前身・千住信用組合が設立、1936年に前身の足立報徳社が設立した成和信金と2002年に合併し、足立区に特化した金融機関として歩んできた。
第14代理事長に就いて8年目。地域貢献のバトンを高杉理事長から引き継ぎ、大きく発展させてきた。「我々の役割は金融サービスを通じた地域貢献、地域活性化がメインですが、いろんなことを地域の人たちを巻き込んで一緒に作っていく共創が重要だと思っています」。一つの区内に21店舗を有する信用金庫は意外にも稀有で、だからこそ区内の隅々に目が届き、人々の声に耳を傾けることができる。活動を支えるのは、「地域応援おせっかい宣言」。同金庫は、戦後不況や震災直後の経済破綻状況下で、地元の世話焼きの人たちの相互扶助から生まれた。預貯金6000億に成長した今も、その原点を信念としている。
これまで様々なイベントを提案・実施。「あだち夢のお菓子コンテスト」は、コロナ禍に子どもたちに楽しみを提供したいと始め、大人気イベントとして定着。「兄弟で受賞した子どもさんもいた」と目を細める。100周年事業では、潤徳女子高校美術コースの生徒たちにデザインを依頼し、キャラクター「こづじぃ」「まねきたん」が誕生。文教大学と地域との「はなはた文教マルシェ」も5年目を迎え盛況だ。他県の信用金庫等の協力による「御宿場印プロジェクト」は地方創生担当大臣表彰を受賞、昨年は千住宿開宿400年祭に尽力した。
イベントを仕掛ける度に、各所に協力を仰ぐことで得たものも大きい。「いろんなところに声かけて関係性を築いていく中で仲間の輪が広がって、地域に馴染んできた。この10年間で力を注いできたことが実を結んで、求められることも多くなった」と手応えを実感。
そこには、提案の投げかけに応え、やりがいを感じて動く職員たちの存在がある。「トップに立つと、どうしても厳しいことを言わざるを得ない。自分が悪者になっても言う。それを受け入れてくれる職員や役員がいるから今がある。私は本当に人に恵まれている」
今後は「100年という節目をしっかりこなし、次の100年を支えて行く世代の育成をして、どう後輩にタスキを渡していくかを考えて行くのが次の役割」。原動力は「地域に貢献できて地域が発展、成長していること、何よりお客さんが喜んでくれる表情を思い浮かべること」と即答。「あまりネガティブなことは考えたくないと思っていて。失敗というのは諦めた時。諦めるまでは修正ができる」。穏やかで壁を作らない笑顔の中には、柔軟な強靭さがある。
休みらしい休みはないが、苦痛に感じることはないという。癒しのひと時は、愛犬を連れての夫人との外出。理事長職を退いたら「奥さん孝行しないと」。未来の最重要任務を宣言する声が、軽やかで温かい。











