足立朝日

Ario西新井 救急フェア 西新井消防署

掲載:2008年11月5日号
 西新井消防署(田中道高署長)は、9月にArio西新井で「救急フェア」を開いた。救急救命士によるAED(自動体外式除細動器)を使用した応急手当の実演や、応急手当体験、救急隊員による健康チェックコーナー、住宅用火災警報器の展示などが行われた。

 当日は平日ということもあり、参加者は子どもを連れた母親も多かった。「まわりに協力者がいなかった場合は、119番通報と心臓マッサージはどちらを優先するべきですか」などの鋭い質問もあった。買い物をしにきていた参加者は「心臓病の家族がいるので以前からAEDには興味がありました。たまたま買い物に来ていて勉強もできて得をした気分です」と話した。
  今回のフェアはArio西新井が、日ごろ管内で急病の人がいた場合など救急隊にお世話になることが多いので、場所を提供したいと申し出て実施された。
真剣に救急処置を教わる参加者
真剣に救急処置を教わる参加者