綾瀬川清流ルネッサンスⅡ地域協議会が、毎年10月に行っている綾瀬川クリーン大作戦に先立ち、10月14日~16日区役所アトリウムでパネル展示を行った。
綾瀬川は昔はホタルが棲むほどきれいだったが、高度成長で水質が悪化し、昭和55年~平成6年までの15年間、国が管理する全国の河川の中で水質ワースト1だった。
綾瀬川の汚れの約8割は生活排水で、2割が工場。水が少なく勾配が緩やかという川の特徴も、原因の1つとなっている。
流域の水環境改善を目的に、流域2区9市1町、東京都、埼玉県、国交省、学識者による同協議会を設置。地域住民と行政一体の取り組みで今は水質が大きく改善、汚れの度合いを示すBODの数値も環境基準をクリアした。
パネルでは汚れの原因や、改善するための日頃の注意点、綾瀬川と関わりのある垳川、毛長川についてのパネルも展示された。毛長川も水質改善が進み、昨年に続いて今年もアユが確認されているという。
15~16日には水槽が置かれ、コイ、ギンブナ、スズキ、テナガエビ、クロベンケイガニ、クサガメ、ヒメタニシなど、生きた綾瀬川の魚を展示。来庁者が足を止めて覗き込んでいた。68歳の女性は「濁って見えるのに、こんなに魚がいたのにはビックリ」と話した。
水槽の綾瀬川の魚が関心を集めた
綾瀬川は昔はホタルが棲むほどきれいだったが、高度成長で水質が悪化し、昭和55年~平成6年までの15年間、国が管理する全国の河川の中で水質ワースト1だった。
綾瀬川の汚れの約8割は生活排水で、2割が工場。水が少なく勾配が緩やかという川の特徴も、原因の1つとなっている。
流域の水環境改善を目的に、流域2区9市1町、東京都、埼玉県、国交省、学識者による同協議会を設置。地域住民と行政一体の取り組みで今は水質が大きく改善、汚れの度合いを示すBODの数値も環境基準をクリアした。
パネルでは汚れの原因や、改善するための日頃の注意点、綾瀬川と関わりのある垳川、毛長川についてのパネルも展示された。毛長川も水質改善が進み、昨年に続いて今年もアユが確認されているという。
15~16日には水槽が置かれ、コイ、ギンブナ、スズキ、テナガエビ、クロベンケイガニ、クサガメ、ヒメタニシなど、生きた綾瀬川の魚を展示。来庁者が足を止めて覗き込んでいた。68歳の女性は「濁って見えるのに、こんなに魚がいたのにはビックリ」と話した。

水槽の綾瀬川の魚が関心を集めた