足立朝日

ピアノマジックで音色の違い学ぶ千寿第五小

掲載:2008年12月5日号
 千寿第五小学校(髙橋悦子校長)で11月5日、ピアニストの関孝弘氏を招き音楽会が開かれた。
 関氏は同校の卒業生で、第四中学校へと進んだ足立っ子。2年目の今回は都の芸術家等派遣事業によるもので、全校児童と保護者が参加した。

 「音楽は勉強するものでなく感じるもの」と、関氏は手拍子を指導。子どもたちは生演奏のトルコ行進曲などに合わせて、元気にリズムを取った。鍵盤を時間差で押さえることにより響きを生み出す方法を伝授すると、大興奮。「弾いていない音を響かせる」ピアノマジックを体験し、美しい音色を聴き分ける耳を養った。
 ショパンを中心に7曲を演奏し「未来ある子どもたちに感じさせて、感じることのできる子に。教育が大切」と関氏。来年はろう者のためのコンサートを開く予定という。学校からの依頼には、都合がつく限り応じるそうだ。連絡はメールで。
info@mt-brillante.jp 関


弾かずに音を出す方法を体験してビックリ