東京芸術センター内にあるあだち若者サポートステーションとハローワーク足立を、小渕優子特命担当大臣(少子化対策・男女共同参画)が11月10日、視察に訪れた。

スタッフに熱心に質問する小渕大臣
ニートや引きこもりの若者を支援する「若者支援新法(仮)」に向けての、検討資料とするのが目的。
同様のサポートステーションは全国で80近くあるが、23区内は足立と新宿のみ。足立区は3年前、NPOとの協働事業として立ち上げ、NPO法人青少年自立援助センター(工藤定次理事長)が運営している。先進的な取り組みにより、昨年の新規来訪者は全国で最多となった。
室内には企業等の検索用パソコンや資料、面接用の個室を設置。スタッフは全て若者で、身近な感覚で相談に乗ることが出来ることから、社会に出ることへの不安を感じている利用者にとって、擬似社会を体験できる場の役割も果たしている。
小渕大臣はスタッフから説明を受けながら、熱心に視察。スタッフの織田鉄也さんは「利用者と一緒に考えていくことからスタート。孤立させないことが特色」としながらも、「まだまだ地域に知られていない」と現状を大臣に語った。
視察後、小渕大臣は「新法は足立モデルを参考に、現場の声を活かしていきたい」と意欲を述べた。

スタッフに熱心に質問する小渕大臣
ニートや引きこもりの若者を支援する「若者支援新法(仮)」に向けての、検討資料とするのが目的。
同様のサポートステーションは全国で80近くあるが、23区内は足立と新宿のみ。足立区は3年前、NPOとの協働事業として立ち上げ、NPO法人青少年自立援助センター(工藤定次理事長)が運営している。先進的な取り組みにより、昨年の新規来訪者は全国で最多となった。
室内には企業等の検索用パソコンや資料、面接用の個室を設置。スタッフは全て若者で、身近な感覚で相談に乗ることが出来ることから、社会に出ることへの不安を感じている利用者にとって、擬似社会を体験できる場の役割も果たしている。
小渕大臣はスタッフから説明を受けながら、熱心に視察。スタッフの織田鉄也さんは「利用者と一緒に考えていくことからスタート。孤立させないことが特色」としながらも、「まだまだ地域に知られていない」と現状を大臣に語った。
視察後、小渕大臣は「新法は足立モデルを参考に、現場の声を活かしていきたい」と意欲を述べた。