足立区姉妹都市専門員
Nicholas Redmanさん(27歳)
梅島在住
足立区とオーストラリアのベルモント市を結ぶ第九代足立区姉妹都市専門員として、観光交流課で働くニコラス・レッドマンさん。
日本が大好きで、これまで英語講師として3度来日したが、今回はベルモント市のホームページで専門員公募を知り、応募。日本での実績やコミュニケーション能力など専門員としての資質が足立区に高く評価され、狭き門を突破した。
4月に着任以来、高校・大学で学んだ日本語を駆使する毎日。庁舎では、人懐こい笑顔と穏やかな性格が愛され、「ニック」と愛称で呼ばれる人気者だ。
現在は観光交流課で、ベルモントからの手紙の翻訳や、こちらからの手紙の英訳、区内希望校での英語の授業、ベルモント公園で行われるワイン講座や花火大会など、区内イベントの手伝いをこなしている。
都心よりも千住が好き!
学校での授業の際は、オーストラリア国旗や家族の写真などを持参し、さり気なく自国のPRも。子どもたちは、土地や家の広さに驚くそうだ。
この8月には、姉妹都市交流事業のメインであるベルモント使節団が、オーストラリアに旅立つ。
それに同行するニックさんにとっては一番忙しく、かつ、普段の慣れない自炊生活から解放され、母国の味を満喫できる幸せなひととき。来年1月には、ベルモントからの使節団の対応もあり、区にとっては頼もしい限りだ。
私たちがオーストラリアの文化や人々の生活を理解していないのと同じで、「オーストラリアでも、未だにチョンマゲ姿の日本人をイメージする人もいる」とニックさんは苦笑する。
本人も英語講師として兵庫の緑に囲まれた土地での生活を経験後、東京に来てカルチャーショックを受けたそうだ。足立区の紹介をする時は、観光地区だけではなく、市井の人々の当たり前の生活を見てほしいと考えている。
六本木や渋谷などの都心も訪れたが、ニックさんは「やっぱり北千住が一番好き!」と笑う。飲み屋横丁で姿を見かけたら、迷わず「ニックさん!」と声がけを。杯を交わす民間外交が実現することだろう。
Nicholas Redmanさん(27歳)
梅島在住
足立区とオーストラリアのベルモント市を結ぶ第九代足立区姉妹都市専門員として、観光交流課で働くニコラス・レッドマンさん。
日本が大好きで、これまで英語講師として3度来日したが、今回はベルモント市のホームページで専門員公募を知り、応募。日本での実績やコミュニケーション能力など専門員としての資質が足立区に高く評価され、狭き門を突破した。
4月に着任以来、高校・大学で学んだ日本語を駆使する毎日。庁舎では、人懐こい笑顔と穏やかな性格が愛され、「ニック」と愛称で呼ばれる人気者だ。
現在は観光交流課で、ベルモントからの手紙の翻訳や、こちらからの手紙の英訳、区内希望校での英語の授業、ベルモント公園で行われるワイン講座や花火大会など、区内イベントの手伝いをこなしている。

都心よりも千住が好き!
学校での授業の際は、オーストラリア国旗や家族の写真などを持参し、さり気なく自国のPRも。子どもたちは、土地や家の広さに驚くそうだ。
この8月には、姉妹都市交流事業のメインであるベルモント使節団が、オーストラリアに旅立つ。
それに同行するニックさんにとっては一番忙しく、かつ、普段の慣れない自炊生活から解放され、母国の味を満喫できる幸せなひととき。来年1月には、ベルモントからの使節団の対応もあり、区にとっては頼もしい限りだ。
私たちがオーストラリアの文化や人々の生活を理解していないのと同じで、「オーストラリアでも、未だにチョンマゲ姿の日本人をイメージする人もいる」とニックさんは苦笑する。
本人も英語講師として兵庫の緑に囲まれた土地での生活を経験後、東京に来てカルチャーショックを受けたそうだ。足立区の紹介をする時は、観光地区だけではなく、市井の人々の当たり前の生活を見てほしいと考えている。
六本木や渋谷などの都心も訪れたが、ニックさんは「やっぱり北千住が一番好き!」と笑う。飲み屋横丁で姿を見かけたら、迷わず「ニックさん!」と声がけを。杯を交わす民間外交が実現することだろう。