足立朝日

活気あふれるライブ 路地裏遊楽祭 鼓美太鼓

掲載:2009年1月5日号
 ボランティアと有志たちによる初の「路地裏遊楽祭」が11月15日、区庁舎ホールで開かれた。
 中心となったのは、ボランティアで老人ホームや福祉施設などで公演している「鼓美(つつみ)太鼓」(高橋眞一会長)。15年ほど前「どこの子がどこで泣いていたよ、というのがわかるようにしたい」と、西新井を拠点に地域のサークルとしてスタート。高橋さんが自腹で7台の太鼓を揃えて指導、現在は小学1年~40代までの18人が在籍している。



鼓美太鼓がエキサイティングな音で魅了

 いつも招いてもらっている施設を招待したいと、今回のイベントを企画した。完全無償というモットーに賛同した足立区出身・在住のプロミュージシャンの浜田伊織さん、福島亮介さん、マジシャンのMr.J(小宮行雄)さん、ストリートミュージシャンの奥田晴美さん、足立西高校生のダンスユニットBopが参加。若者を中心に約30人のスタッフが支えた。
 「全ての音の中心には心臓の鼓動がある。下町に埋もれた忘れられたような音を掘り起こせたら」のテーマで、ステージは展開。高校生など若者の多い客席から声援が飛ぶなど、活気に満ちたライブとなった。