足立朝日

区内駅周辺 防犯・防火キャンペーン

掲載:2009年1月20日号
 区生活安全推進協議会による防犯・防火キャンペーンが12月13日北千住駅と綾瀬駅で、同20日西新井駅と竹ノ塚駅で行われた。
 区関係部署、区内4警察署、3消防署、防犯防火の関連団体、町会・自治会、商店街が参加。住宅用火災警報器啓発のポケットティッシュ、自転車ワイヤー錠などを、呼びかけとともに配布した。



警察署と消防署、区民らが協力して防犯・防火を呼びかけた

 13日に千住旭町のJT跡地(東京電機大学建設予定地)で行われた北千住駅地域の開会式には、近藤やよい区長も出席。区内で定額給付金詐欺のハガキ送付が数件発生していることから、被害は出ていないが、注意を呼びかけた。
 林一志・千住警察署長と藤木良夫・千住消防署長も、管内の犯罪や火災の状況を報告した。千住署管内では、全刑法犯が前年より100件減少、振り込め詐欺も電話はあるものの、被害は7月15日以降ない。高齢者宅への巡回指導による周知徹底の効果と思われる。
 一方、火災は多発しており、昨年の死者は区全域で14人、千住署管内では5人出ている。この数字は、過去最多の昭和40年と同じ。このことから同署では、住宅用火災警報器の取り付けを、管内に集中的に呼びかけている。