足立朝日

旭町会館落成祝う 小でも機能は大なり

掲載:2009年2月5日号
 千住旭町会の新しい会館が完成し、昨年12月下旬に新築落成祝賀会が開かれた。
 敷地面積は66・6㎡で、会館は述べ床面積72・9㎡の鉄骨2階建て。昭和42年に用地を取得し翌年に旧会館が建てられたが、木造のため老朽化が激しく耐震の問題もあり新築された。
 旧会館の土地と建物は、当時の町会代表7人の共有登記だったが、平成13年に旭町町会を法人化したことにより、町会の財産として永久的に受け継がれていく。
 祝賀会当日は町会役員が、お揃いのワインレッドのジ
ャケットというユニフォーム姿で集合。近藤やよい区長を交え、真新しい会館の1室で記念撮影を行った。
 あづま住区集会室に場所を移しての祝賀会には、近隣町会、地元企業、都議・区議、施工した金澤建設などが駆けつけ、和やかな祝いの場となった。
 岩城武町会長が法人登記の際の苦労話を紹介、先輩役員たちの40年間にわたる準備積立金や、短期間で約700万円の寄付が集まったことなどを語った。「小でも機能は大なり、という会館にしていきたい」と心機一転を誓った。近藤区長からは「相続などの課題が多く、法人化できない町会も多い。それを乗り越えられた成果」と、祝福の言葉が贈られた。