「電気パチパチ大作戦」など田口さん
「省エネ工夫」名久井くん
国際芸術技術協力機構(ArTech)主催の第8回キッズISO14000プログラム(キッズISO)国際認定証授与式が1月17日、青山の国連大学本部で行われ、足立区の小学生2人が特別賞に選ばれた。
舎人小学校6年の田口香菜さんが東京都知事賞、足立入谷小学校5年の名久井崚(なくいりょう)くんが省エネルギーセンター会長賞を、それぞれ受賞。特別賞は今年の初級編認定837人中20人。足立区では過去にも4人が受賞している。
日本発のこの環境教育プログラムは、子どもが潜在的に持っている環境に対する感性を引き出し、科学的な問題解決能力を身につけさせるもので、世界各国で広がっている。2000年の開始以来、21万人の児童が参加。初級編は家庭で子ども自身が中心となって、電気・ガス・水道・リサイクルなどのデータを取り、家族と協力しながらそれらを改善していく。
田口さんは、電気をこまめに消す「電気パチパチ大作戦」、料理時のガス効率を上げるためにコンロを週に1度掃除する「コロコンロ」など作戦名をつけて、楽しく実践したことなどが評価された。「以前より環境、エコへの関心が強くなった。中級編もやってみたい」と話す。
名久井くんは、家族で話し合ってガスや電気の器具を省エネ型に取り替えたことや、夏は飼い犬のためにエアコンをつけておく分、他の工夫でカバーしたことなどが評価された。「環境に興味を持ったしわかってきた。続けていきたい」という。2人ともメーターチェックが大変だったとしながらも、受賞の喜びを意欲とともに語った。
また、指名を受けて西保木間小学校が発表。6年の千葉比依(ひより)さんと森一貴くんが、洞爺湖サミットでのクウェート児童との国際会議や、昨年10月に同国文部省が来校した時の交流体験を話した。
「これからの地球を守っていくのはぼくら若い世代。何ができるか考えて実行していかなければならない」と堂々と締めくくった。
写真上=特別賞を受賞した田口さんと名久井くん
写真右=学校を代表して、クウェートとの環境交流を発表した千葉さんと森くん
「省エネ工夫」名久井くん
国際芸術技術協力機構(ArTech)主催の第8回キッズISO14000プログラム(キッズISO)国際認定証授与式が1月17日、青山の国連大学本部で行われ、足立区の小学生2人が特別賞に選ばれた。

日本発のこの環境教育プログラムは、子どもが潜在的に持っている環境に対する感性を引き出し、科学的な問題解決能力を身につけさせるもので、世界各国で広がっている。2000年の開始以来、21万人の児童が参加。初級編は家庭で子ども自身が中心となって、電気・ガス・水道・リサイクルなどのデータを取り、家族と協力しながらそれらを改善していく。
田口さんは、電気をこまめに消す「電気パチパチ大作戦」、料理時のガス効率を上げるためにコンロを週に1度掃除する「コロコンロ」など作戦名をつけて、楽しく実践したことなどが評価された。「以前より環境、エコへの関心が強くなった。中級編もやってみたい」と話す。
名久井くんは、家族で話し合ってガスや電気の器具を省エネ型に取り替えたことや、夏は飼い犬のためにエアコンをつけておく分、他の工夫でカバーしたことなどが評価された。「環境に興味を持ったしわかってきた。続けていきたい」という。2人ともメーターチェックが大変だったとしながらも、受賞の喜びを意欲とともに語った。

「これからの地球を守っていくのはぼくら若い世代。何ができるか考えて実行していかなければならない」と堂々と締めくくった。
写真上=特別賞を受賞した田口さんと名久井くん
写真右=学校を代表して、クウェートとの環境交流を発表した千葉さんと森くん