足立朝日

トランポリン廣田選手 華麗な技で子どもたちを魅了

掲載:2009年3月20日号
 スポーツ教育推進校の西保木間小学校(梅田龍示校長)で1月19日~2月26日、日本を代表する選手などを講師として招いて、様々なスポーツ教室が開かれた。

 2月9日にうきうき館で行われたトランポリン教室では、アテネ・北京の五輪に2大会連続出場した、日本代表選手の廣田遥さんが登場。同じく推進校の竹の塚中学校(永野敏校長)の生徒たちも一緒に授業を受けた。
 廣田選手がトランポリンを始めたのは、オーストラリアのホームステイ先で遊んだことがきっかけ。「簡単そうに見えて全身の筋肉を使っているので、腹筋などのトレーニングをする」と話した。
 実技では2校の子どもたち6人も体験。同じ位置でジャンプするだけでもなかなか難しく、みんな悪戦苦闘。中には廣田選手に見込まれ、その場で技に挑戦した生徒も。6年の中山未来さんは「ジャンプする時、すごく気持ちよかった!」、木村陽(あたる)くんは「飛ぶ前は簡単だと思ったけど、バランスが難しかった。うまくいったら空を飛んだみたいだった」と元気な笑顔で語った。
 廣田選手は競技のジャンプを披露。5mもの高い位置まで跳び、空中で軽々と回転やひねりの技をする姿は華麗でしなやか。五輪選手の見事な演技を間近で見て、子どもたちから歓声が上がった。
写真=オリンピック選手と一緒にジャンプ!