足立区内の小学校の給食に3月11日、小松菜を使ったメニューが一斉に登場した。
JAバンク教育活動助成事業の一環で「地域コマツナ一斉給食」。JA東京スマイル(東京スマイル農業協働組合)が所管の足立区、葛飾区、江戸川区の全小学校に対し、地域の特産物である小松菜を給食食材として無償提供した。
足立区では72校、約3万3200人の児童用に、2550束(1人分約30g)を用意。全て区内農家が給食に合わせて1月から栽培、前日に収穫し朝納品した。
当日は各校で生産者が小松菜や農業について説明、一緒に給食を楽しんだ。東渕江小学校(坂入信敏校長・東和3)ではランチルームの6年3組を、谷中の冨澤松夫さん(49)が訪問。味噌ラーメン、春巻と一緒に出された小松菜のおひたしに、「美味しい! 作り方を聞いて奥さんにおしえたい」と感激。子どもたちも「甘みがある」「シャキシャキしている」と残さずに平らげた。
質問コーナーでは「何で農業を始めたか」「最初に作った野菜は」「後継者は」など濃い内容が続出。ホウレンソウとの違いを聞かれ、「ホウレンソウは同じ畑で何度も作れないが、小松菜は作れる」と冨澤さん。「農薬はかなり使っていますか」という鋭い質問も。「1度も使っていない。路地物はモンシロチョウの卵退治で使うが、日本の農薬は世界一安全」との応えに、ホッとした笑顔を見せる子どもたちの姿があった。
写真=美味しそうな小松菜に子どもたちの目が輝いた
JAバンク教育活動助成事業の一環で「地域コマツナ一斉給食」。JA東京スマイル(東京スマイル農業協働組合)が所管の足立区、葛飾区、江戸川区の全小学校に対し、地域の特産物である小松菜を給食食材として無償提供した。

当日は各校で生産者が小松菜や農業について説明、一緒に給食を楽しんだ。東渕江小学校(坂入信敏校長・東和3)ではランチルームの6年3組を、谷中の冨澤松夫さん(49)が訪問。味噌ラーメン、春巻と一緒に出された小松菜のおひたしに、「美味しい! 作り方を聞いて奥さんにおしえたい」と感激。子どもたちも「甘みがある」「シャキシャキしている」と残さずに平らげた。
質問コーナーでは「何で農業を始めたか」「最初に作った野菜は」「後継者は」など濃い内容が続出。ホウレンソウとの違いを聞かれ、「ホウレンソウは同じ畑で何度も作れないが、小松菜は作れる」と冨澤さん。「農薬はかなり使っていますか」という鋭い質問も。「1度も使っていない。路地物はモンシロチョウの卵退治で使うが、日本の農薬は世界一安全」との応えに、ホッとした笑顔を見せる子どもたちの姿があった。
写真=美味しそうな小松菜に子どもたちの目が輝いた