学生たちが企画運営するスチューデントプロデュースコンサートVol.3「これとあれは弐」が3月20日、西新井文化ホールで開かれた。
今回は大学生のスタッフが多かったこともあり、同世代をターゲットにメッセージ性を押し出して、学生らしさを敢えて排除した演出となった。
演奏はピアノ(白石光隆氏)とチェロ(渡部玄一氏)。2部構成で、特に2部のショスタコーヴィチの「チ
ェロソナタ」は、様々な目線でお客さんに考えてもらいたいと、街の人たちへのインタビューをスクリーンで流すなど工夫がされた。
舞台を担当した下西奏さん(大学2年)は、伝えることの多さと表現の難しさに苦労したという。「色々な人間関係や大きいホールの責任感、プロとの関わりなど、初めてのプロジェクトだったので財産になった」。 広報の笠井雅穂さん(同)は、チラシのポスティングや、公園にいる人に呼びかけるなど、みんなであらゆる手を尽くした。「広報に行った店の人が来てくれたりして、地域密着なので成功した」と喜ぶ半面、「学生がどれだけクラシックに壁を持っているかわかった」と残念がる。
お客さんは演奏に満足した様子で、「テーマの絞込みはすごく考えて勉強していることがわかった」「スタッフと同じ若い世代がもっと聞きにくれば」など感想が聞かれた。
【次回学生スタッフ募集】
来年3月22日(月祝)に開かれるスチューデントプロデュースコンサートVol.4のスタッフを募集中。出演者はソプラノ歌手・大森智子さん、テノール歌手・中鉢聡さん、区内在住のピアニスト・白石光隆さん。
説明会=5月1日(金)午後7時~、西新井文化ホール。事前予約不要、誰でも参加可。問合せ☎3850・7931生涯学習振興公社文化事業課
写真=アンコールに応える白石さん(ピアノ)と渡部さん(チェロ)
今回は大学生のスタッフが多かったこともあり、同世代をターゲットにメッセージ性を押し出して、学生らしさを敢えて排除した演出となった。

ェロソナタ」は、様々な目線でお客さんに考えてもらいたいと、街の人たちへのインタビューをスクリーンで流すなど工夫がされた。
舞台を担当した下西奏さん(大学2年)は、伝えることの多さと表現の難しさに苦労したという。「色々な人間関係や大きいホールの責任感、プロとの関わりなど、初めてのプロジェクトだったので財産になった」。 広報の笠井雅穂さん(同)は、チラシのポスティングや、公園にいる人に呼びかけるなど、みんなであらゆる手を尽くした。「広報に行った店の人が来てくれたりして、地域密着なので成功した」と喜ぶ半面、「学生がどれだけクラシックに壁を持っているかわかった」と残念がる。
お客さんは演奏に満足した様子で、「テーマの絞込みはすごく考えて勉強していることがわかった」「スタッフと同じ若い世代がもっと聞きにくれば」など感想が聞かれた。
【次回学生スタッフ募集】
来年3月22日(月祝)に開かれるスチューデントプロデュースコンサートVol.4のスタッフを募集中。出演者はソプラノ歌手・大森智子さん、テノール歌手・中鉢聡さん、区内在住のピアニスト・白石光隆さん。
説明会=5月1日(金)午後7時~、西新井文化ホール。事前予約不要、誰でも参加可。問合せ☎3850・7931生涯学習振興公社文化事業課
写真=アンコールに応える白石さん(ピアノ)と渡部さん(チェロ)