千寿第五小学校(髙橋悦子校長・足立1)の校庭に3月17日、ミニSLが出現。白い煙を吐きながら、子どもたちを乗せて走った。
同校を約70年前に卒業した大川陽康・日本工業大学理事長(83)が、C9600型10分の1スケールの蒸気機関車と、イギリスのEB電気機関車を、母校に寄贈した。
ミニSLは同大学駒場高校の生徒たちがカリキュラムとして、3年かけて部品、図面起こし、組み立てまで全て手がけたもの。本物の機関車同様、国の機関の検査を通っている。
大川理事長は「C9600型は国鉄で長い間、北海道から九州まで活躍していた」と子どもたちに想いを込めて語った。「ぜひ自分の巣立ったところに行きたいと思っていた」と70年ぶりの来校を喜び、昭和13年の卒業の年に出来た校歌を、全校児童と一緒に口ずさんだ。
写真=子どもたちも大喜び。先頭から3人目が大川理事長

ミニSLは同大学駒場高校の生徒たちがカリキュラムとして、3年かけて部品、図面起こし、組み立てまで全て手がけたもの。本物の機関車同様、国の機関の検査を通っている。
大川理事長は「C9600型は国鉄で長い間、北海道から九州まで活躍していた」と子どもたちに想いを込めて語った。「ぜひ自分の巣立ったところに行きたいと思っていた」と70年ぶりの来校を喜び、昭和13年の卒業の年に出来た校歌を、全校児童と一緒に口ずさんだ。
写真=子どもたちも大喜び。先頭から3人目が大川理事長