足立朝日

扇MAX全国制覇 全国ミニバスケ大会

掲載:2009年4月20日号
 足立区のミニバスケットボールチーム「扇MAX」(男子)が、3月28~30日に代々木体育館で開かれた、「第40回全国ミニバスケットボール大会」(㈶日本バスケットボール協会、日本ミニバスケットボール連盟、朝日新聞社主催)でブロック優勝。初の全国出場で見事、全国制覇を成し遂げた。



 試合は参加48チーム(男女各)を12チームずつ4ブロックに分け、ブロックごとに優勝を決めるというもの。
全国出場を決めた1月の鈴木正三杯での準優勝など、これまでの試合の手応えから、扇MAXが所属する東部ポートボール連盟(沖山忠敏代表)や足立区バスケット連盟(佐藤勝義代表)など、周囲の期待も高まっていた。
 だが、大会前に阿久津健太キャプテン、佐藤知正副キャプテンがインフルエンザにかかるというアクシデントが。直前に区役所で行われた激励会に揃って欠席するなど調整が心配されたが、無事間に合いチームは3日間の試合を快進撃した。
28日は岡山の伊島Fi vestars(56―25)、29日は高知の横浜フェニックス(72―32)、そして30日の準決勝では新潟の牡丹山ダンクスキッズ(74―35)にそれぞれダブルスコアで快勝。決勝は愛知の「滝の水」と対戦、50―45で勝利を決めた。
 優勝の瞬間、全力を出し切ってすがすがしい汗を流す選手たちを、歓声が包み込んだ。
 「全国制覇という大きな目標に向かって、チームが一つになり、存分に持てる力を発揮してくれました」と瀬口広子監督。阿久津キャプテンは「今までの努力を力として、仲間と全力で戦うことができました」と笑顔。どの顔も充実感に溢れていた。