足立朝日

区長賞は小林聡子さん  アイデアコンテスト オンリーワン主催

掲載:2009年4月20日号
 「第3回あだちアイデアコンテスト」が行なわれ4月5日、学びピア21で区長、区議会議長らが出席して表彰式が行なわれた。

 あだち異業種交流会の1つ「オンリーワン」(小泉俊夫会長・㈱ヨシオ社長)主催によるもので、今回のテーマは、「エコや暮らしに役立つアイデア」。応募数47点の中から、最優秀賞の区長賞1点、優秀賞(区議会議長賞など)2点を含む入選26点が選ばれた。都外からの応募もあった。
 区長賞は西綾瀬在住の小林聡子さん(41)。水温によって色が変わるホースで無駄なくお風呂にお湯を入れようというエコのアイデアが評価された。発明好きの小林さんは、これまでにも様々なものを考案。最近発明品の1つ、スパゲティを1人前測れるクリップ「スパッと!ゲット」が初めて商品化されたそうだ。
 小泉会長は「いずれ、参加者をアイデア人材として企業に紹介するなど、足立区が考えて作って売る、そんな街にしたい」と話す。表彰式の後は、ものづくりに関するシンポジウムと懇親会が行なわれた。
 主な入賞者は次の通り(敬称略)。
▼足立区長賞=「水温お知らせホース」(小林聡子)▼足立区議会議長賞=「何杯目」(夢工房はづみん・波積えつ子)▼オンリーワン会長賞=「着物用安心下着」(奥島雅子)▼楽で賞=「らくらくスタンド」(浅野信広)▼目立つで賞=「傘ステッキ反射ネームシール」(内藤正幸)

写真=近藤区長と一緒に区長賞の小林さん(中央)と小泉会長