足立朝日

パレードやつどいで 交通安全アピール 千住警察

掲載:2009年5月5日号
 交通安全パレードが4月5日、北千住の宿場町通りで行われた。主催は千住警察署(三好一人署長)、千住交通安全協会(今井榮一会長)、足立区。
 子ども用の警察官制服をキリッと着た交通少年団員たちを先頭に、交通安全協会役員、ミズノチアリーディングクラブなど115人が、白バイ・ミニパトとともに千寿第八小学校金管クラブの演奏に合わせて、本町公園から東京芸術センター前まで行進。街の人たちに交通安全を呼びかけた。


千八小の金管バンドの元気な演奏

 その後、同センターで交通安全のつどいが開かれ、子どもたちは交通ルールを学んだ。
 今井会長は「今日のパレードで、交通ルールを守っていこうという気持ちが高まったと感じられた。都内の昨年の交通事故死者は戦後最少だが、子ども、高齢者、自転車の事故は増えている。皆さんは模範になって」と呼びかけた。
 千八小金管バンドが、「崖の上のポニョ」など3曲を演奏。この日は3月に卒業した部員も特別参加。「パレードは初めて。疲れたけど楽しかった」と感想を話した。ミズノチアリーディングクラブも、息の合った元気なダンスを披露した。
 センター前広場にはシートベルト着用で衝突体験ができる「シートベルトコンセンサー」が登場。体験した男性は「5㎞のスピードならもっと軽い衝撃だと思っていた」と、衝突の恐ろしさを実感したようだった。