西新井消防団(福田治源団長、田中道高署長)は、3月9日栗原2丁目(足立消防署管内)で発生した火災に、通報、消火、救助活動を行った消防団員・若山泰宏さん(33・関原3丁目)が消防総監表彰を受けた。
若山さんは勤務先へ帰社する途中、黒煙が出ている住宅を発見し、窓を開けると室内で火だるまになっている人を見つけた。屋外にあったホースで消火活動をし119番通報。水が火だるまの人まで届かなかったため室内に入り、動けなくなっている人を抱えて屋外に引っ張りだし、水をかけ消火。約100m離れた勤務する会社に消化器を頼み、駆け付けた社員と協力して消防隊到着まで消火活動を行った。
先輩に誘われ西新井消防団に6年前に入団。「消防団の活動で大きな延焼火災も見てきましたが、残火処理やはしごを押えるなどしかしていなかったので、正直怖さはありました。火だるまの人を見たときは一瞬ひるみましたが、この人の火を消さなくてはと必死で動いていました。勤務先の社長が、地域貢献や地域活動の参加を推進していて『地域の小さな変化は元気な大人が気付いてあげなければならない。恥ずかしいという気持ちを捨て、ひと声かけるとか、ちょっとのぞいてみるという気持ちを常に持っていなければならない』と話していることが身についていたので、室内を確認できたのかもしれません」と話した。
足立消防署からは消火活動した㈱バース金属の菊池英則さん、高際保夫さん、高際テル子さん、星川真理子さんに署長感謝状を贈呈予定。
写真=消防総監賞を受ける若山さん

先輩に誘われ西新井消防団に6年前に入団。「消防団の活動で大きな延焼火災も見てきましたが、残火処理やはしごを押えるなどしかしていなかったので、正直怖さはありました。火だるまの人を見たときは一瞬ひるみましたが、この人の火を消さなくてはと必死で動いていました。勤務先の社長が、地域貢献や地域活動の参加を推進していて『地域の小さな変化は元気な大人が気付いてあげなければならない。恥ずかしいという気持ちを捨て、ひと声かけるとか、ちょっとのぞいてみるという気持ちを常に持っていなければならない』と話していることが身についていたので、室内を確認できたのかもしれません」と話した。
足立消防署からは消火活動した㈱バース金属の菊池英則さん、高際保夫さん、高際テル子さん、星川真理子さんに署長感謝状を贈呈予定。
写真=消防総監賞を受ける若山さん